2022年5月1日 の記事
44普連は福島で給水
3月16日午後11時36分ごろ発生した福島県沖を震源とする最大震度6強の地震で44普通科連隊(連隊長・湯舟道彦1陸佐=福島)は東北方面後方支援隊、第6後方支援連隊、東北方面特科連隊、第6高射特科大隊、第6特殊武器防護隊の一部の配属を受け、断水の被害を受けた相馬市、南相馬市、新地町、楢葉町、飯館村、国見町に展開し、給水支援を行った。
3月17日から24日までの8日間、水タンク車などを用いて延べ約6660人の住民に対し計約800トンを給水した。
宮城県石巻市出身の熱田大真1陸士は小学2年生の時に東日本大震災で被災。今回、災害派遣部隊の一員として相馬市内で活動に従事し、「初めての災害派遣で不安だったが、住民の方々からの温かい言葉に力を頂いた。今後も訓練に励み、陸曹を目指し、さまざまな現場で活躍したい」と任務達成の充実感と、今後への意欲を語った。