2022年4月1日 の記事
入間病院 新たな拠点に
3月17日、航空自衛隊入間基地に隣接した自衛隊入間病院(病院長・加藤圭空将補)が新編され、岩本防衛大臣政務官はじめ入間市長、狭山市長などの来賓を招いて「入間病院新編記念式典」が行われた。岩本政務官は「一人一人の持てる力を遺憾なく発揮してほしい。隊員の健康と密接に関わっているこの部隊の創建に力を注いでほしい」などと語った。
航空医学診療科も各種あり、パイロットのための検査機関も充実。病床は60床だが、120床まで増やすことができる。敷地面積は約28万平方メートルで各種事態に適応できる広さを確保。平素は市民に解放されるグランドは災害時には災害対処拠点にもなる。
三沢病院、岐阜病院、那覇病院の機能を集約し高機能化したこの新しい入間病院だが、ソファや棚などの備品は、縮小された各病院から送られてきた物もかなり使用されている。
当面は、隊員や家族の診療と救急車による2次救急患者の受け入れを行うが、行く行くは、地域診療も行う予定。