自衛隊ニュース
4名が新たに任官
＜20連隊＞
写真＝宣誓する任官者
第２０普通科連隊（連隊長・武田宜則１陸佐）は３月２８日、Ｂ庁舎舎前において「幹部任官行事」を実施し、４名（第１中隊：今野３尉、第２中隊：小倉３尉、第３中隊：佐藤３尉、第４中隊：大類３尉）が新たに幹部に任官した。
任官行事に先立ち２５日、駐屯地グラウンドにおいて任官者がレンジャー素養試験課目（懸垂・腕立て・腹筋・かがみ跳躍・手榴弾投擲・５０キロの土嚢運搬・３００メートル往折り返し・２０００メートルハイポート）を実施した。課目を担当したレンジャー隊員からの叱咤激励を受け、苦悶の表情を浮かべながらも任官者は一生懸命に課目を実施していた。
任官行事では、４名の辞令書交付及び昇任申告が実施され、任官者の服務の宣誓を読み上げる姿からは、幹部任官に対する緊張感と、それ以上に幹部自衛官としての強い決意が感じられた。任官者は「失敗を恐れず前向きに挑戦し、２０連隊の任務達成に貢献できるような精強な幹部を目指します」と力強く今後の抱負を述べた。連隊長は訓示において「任官おめでとう。精強な霞城連隊のＤＮＡを受け継ぐ伝統ある２０連隊の幹部として自覚をし、様々な分野にチャレンジして欲しい」と初級幹部への期待を述べた。
また、行事終了後、過去に２０連隊で発生した訓練事故を風化させず、訓練事故の未然防止、自己及び同僚の身の安全を啓発することを目的として幹部全員による慰霊碑参拝が行われた。