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祝 入隊式

写真=厳粛に執り行われた入隊式


79名が一歩 <34普連>
 第34普通科連隊(連隊長・兜智之1佐)は4月5日、板妻駐屯地体育館において「令和7年度自衛官候補生課程入隊式」を挙行。79名が自衛官としての第一歩を踏み出した。
 式は地元選出国会議員、御殿場市長をはじめ近隣市町長、各協力会長が臨席する中、候補生の家族約200名が参加して行われた。
 初々しい制服姿の自衛官候補生が国歌斉唱に続いて告達、代表者による申告の後、全員で服務の宣誓を行った。
 その後、区隊旗の授与、執行者式辞と続き、式辞の中で兜連隊長は「自衛隊の仕事はいつ訪れるかもしれないその時に備え、いざという時には与えられた任務を全うして国民の期待に応えるため、並大抵ではない忍耐と覚悟、そして誇り高き使命が必要となる。今この場所に立っている事実に誇りを持ち同期と団結し、一人ひとりが前向きに教育に励み、3カ月後の修了式でご家族にたくましく成長した姿を見せられるよう頑張ってもらいたい」と激励の言葉を述べた。
 終了後の会食及び団らんでは、候補生たちは久しぶりに会った家族に居室を案内するなど時間の許す限り和やかな一時を過ごした。
 入隊した79名は約3カ月にわたり自衛官になるための基礎的な知識・技能の修得に励む。

絆を大切に<7師団>
 第7師団の第11普通科連隊(連隊長・太田1佐)および第7特科連隊(連隊長・西﨑1佐)は4月5、6日、東千歳駐屯地において多くのご来賓及びご家族出席の下、それぞれ令和7年度自衛官候補生課程入隊式を執り行った。
 第11普通科連隊の入隊式で太田連隊長は自衛官候補生に対し「進んで難局に当たれ」、「同期の絆を大切にせよ」の2点を要望するとともに、「諸君全員が教育を無事に修了し、立派な自衛官として我々と肩を並べて国防の任に就くことを期待している」とエールを送った。
 第7特科連隊の入隊式では、西﨑連隊長が自衛官候補生に対し「誇りを持ち、自信をつけろ」、「諦めずに食らいつけ」、「同期と共にあれ」の3点を要望するとともに「つらい時ほど同期と話し合い、互いに思いやって、助け合ってほしい」と激励した。
 また、ご来賓を代表し千歳地方防衛協会会長(千歳市長)、東千歳駐屯地司令から自衛官候補生に対し、お祝いと激励の温かい言葉が送られた。
 入隊式を終えた自衛官候補生は、自衛官となるための第一歩を力強く踏み出した。

乗り越えよ<2普連>
 第2普通科連隊(連隊長・末本紀彦1陸佐)は桜の花が咲き始めた4月6日、高田駐屯地体育館において「令和7年度自衛官候補生課程入隊式」を挙行した。
 入隊式は、八木智学上越市副市長をはじめ多数の来賓、隊員家族の参列を得て厳粛に執り行われた。
 本年度は7名が入隊。緊張感漂う中、一人ずつ名前が読み上げられ、告達が行われたのち申告・宣誓を行い、自衛官候補生としての第一歩を踏み出した。
 連隊長は式辞において、「積極・連携して挑戦するとともに安全・健全に着意し、たとえ困難になっても共に助け合い、辛抱強く根気よく一つずつ乗り越え、同期の絆を深めながら成長すること」を要望。自衛官候補生の門出を祝した。
 入隊式終了後、自衛官候補生たちは家族とともに記念撮影等、和やかなひと時を過ごした。

共に成長を<6即連>
 第6即応機動連隊(連隊長・中津健士1佐)は4月6日、美幌駐屯地体育館において令和7年度自衛官候補生(以下「自候生」)入隊式を挙行し、自候生教育のスタートを切った。
 式典には美幌地方自衛隊協力会会長の平野浩司美幌町長はじめ、北海道議会議員の高橋文明様、舟橋賢二様、鈴木一磨様、その他、自衛隊協力諸団体など多数の来賓と自候生のご家族が参加した。
 志高く入隊した自候生は自衛官として必要な基礎的教育訓練を約3カ月間受け、その後、2等陸士に任命され各職種部隊に配置されて職種ごとに必要な教育訓練を受ける。
 国歌斉唱後の任命において自候生一人一人の名前が読み上げられ、各自候生は起立と同時に大きく返事をした。
 自候生を代表し山田凌大自候生が連隊長に対し初々しくかつはつらつとした態度で力強く申告を実施。さらに小峰広大自候生の先導で、全員が決意を胸に宣誓を行い、自衛官への第一歩を踏み出した。
 連隊長は式辞において「同期とともに成長せよ」の1点を要望。「これから始まる教育は自衛官になるための初めての教育となります。これからの訓練や規律は、諸官の今までの生活にはなかった初めてとなるものがほとんどでしょう。ただそれは諸官の横にいる仲間、今日からは『同期』も同じです。本教育における同期は一生、同期です。これから寝食を共にし、互いを理解し、切磋琢磨し、ときには助け合いながら、任務を確実に遂行できる自衛官を同期とともに目指してもらいたいと思います。立派な自衛官となった姿をご家族に見せることを強く期待します」と述べた。
 来賓祝辞では、美幌地方自衛隊協力会会長が自候生へ激励の言葉を送るとともに今後の活躍を祈念した。
 入隊した自候生は同期との絆を深め、3カ月後には立派な自衛官として国民の負託に応えうるよう日々訓練し汗を流し、同期一丸となって教育に励んでいく。

陸自部隊で入隊式
<44普連>
15名入隊
 第44普通科連隊(連隊長・南利1佐)は4月5日、福島駐屯地において令和7年度自衛官候補生入隊式を挙行した。
 入隊式は福島駐屯地音楽隊の盛大な演奏で幕を開けた。多くのご来賓やご家族に見守られ、制服に身を包んだ15名の候補生を代表して平塚候補生が力強く申告及び宣誓を行った。
 南利連隊長は式辞で、数多くの職業の中から国防という国家として極めて重要な任務を有する自衛官を志し自衛官候補生として入隊を決意したことに深く敬意を表した上で、今後の教育期間において「必要な識能を習得せよ」、「自覚を保持せよ」、「同期との絆を深めよ」の3点を要望した。
 自衛官候補生を代表して松原候補生が「これまで両親や家族に頼り甘えて生活してきましたが、今日を境に自衛官候補生として使命を自覚し、また社会人として責任を果たすよう、教育隊長要望事項〝前向きに〟を合言葉に本教育課程を修了できるよう頑張ります」と答辞を述べた。
 最後に15名の入隊を祝しファンシードリル隊の演技で花を添えた。
 参列したご家族は、社会人、自衛官候補生として人生の大きな一歩を踏み出したご子息の姿に感動し、共に自衛隊入隊の良き日を喜び合った。

団結せよ
<40普連>
 第40普通科連隊(連隊長・佐藤1陸佐)は4月6日、小倉駐屯地体育館において令和七年度自衛官候補生課程教育入隊式を挙行した。
 紫紺色の真新しい制服を身にまとった自衛官候補生18名が家族の見守る中、緊張しつつも晴々とした面持ちで式に臨んだ。
 式典では、自衛官候補生代表として田口憲伸候補生が申告、宣誓唱和を行い、それに続いて全候補生が宣誓し、これからの自衛官候補生としての意気込みを示した。
 続いて連隊長から「自衛官としての自覚を身につけよ」、「団結と思いやり」の2点が要望され、激励の言葉が贈られた。
 申告、宣誓を行った田口候補生は「落ち着いて指揮ができました。同期と団結して日々、訓練等頑張っていきたいと思います」と熱い思いを語った。

成長と笑顔<46普連>
 第46普通科連隊(連隊長・森田裕哉1陸佐)は4月6日、海田市駐屯屯体育館において「令和7年度自衛官候補生課程入隊式」を挙行した。
 暖かい春の陽気に包まれ駐屯地内に咲き誇る桜も満開となり見頃を迎える中、女性自衛官6名を含む48名の自衛官候補生が式に臨んだ。
 式典には衆議院議員、広島県内の各首長、家族会・隊友会をはじめとする来賓(約40名)・隊員家族(約130名)の列席をいただき厳正に執り行われた。執行官(連隊長)は自衛官候補生に対し「常に成長」、「常に笑顔」の2点を要望するとともに激励の言葉を贈り、式は盛大のうちに幕を閉じた。
 



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