自衛隊ニュース

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「頑張っています」 新しい職場

活躍するOBシリーズ

ライジング厚生サービス株式会社
柳杭田 勝弘

 私は、令和6年9月に航空自衛隊幹部学校で定年退官し、その後、福利厚生サービスを提供する「ライジング厚生サービス株式会社」に再就職致しました。

 当初、運転手の仕事を希望しておりましたが、実務経験がなく苦戦していたところ、市ヶ谷基地援護室の就職援護担当者が「私の経験や気質に合うのでは」と独身寮の施設管理者を求人している当社を紹介していただきました。

 当社は、「安全・安心」「ホスピタリティ」の提供をモットーとし、給食業務の請負・仲介及び管理、福利厚生施設の運営及び管理を主業としています。福利厚生施設として三井住友銀行独身寮全ての施設管理業務を担っており、私自身がこれまで自衛隊勤務で培った精神や経験を活かせるとともに、日々奮闘する若手行員たちの寮生活を陰ながら支えることができるやりがいのある仕事だと感じました。また、当社で採用している施設管理者全員が退職自衛官であることを知り、自信を持って勤務できる職場であると感じました。採用条件として、寮内または寮の近くに住み込みが必要である点も、通勤時間が少なく、余暇時間が有効に使える利点と考えました。その後、面接試験を経て無事就職することができ、当社を紹介していただきました市ヶ谷基地援護室の方々には、深く感謝しております。

 入社後は、寮長や施設管理者の先輩方に寮生の「安全・安心」に配慮した様々な仕事について、丁寧に教えていただきながら、3カ月の試用期間を得て、本採用となりました。施設管理者の日々の業務は、寮の維持運営になくてはならない業務であり、責任感とホスピタリティを持って、日々の業務に努めております。

 最後になりますが、当社は「令和6年度防衛大臣感謝状」を受賞しました。これからも退職自衛官として、当社に就職を希望される後輩たちが後に続くことができるよう、初心を忘れずにしっかりと責任を果たし、信頼を確保していく所存です。


 柳杭田氏は、令和6年9月に、航空自衛隊幹部学校航空研究センター(目黒基地)を最後に3空佐で定年退官。56歳


HOME’s English Class
(防衛ホーム英語教室)

アイ ドント  バイ  イット
I DON’T BUY IT!
信じられない!

  Hi! How are you doing? 皆様、いかがお過ごしでしょうか。関東地方は、春になりました。今年の桜もあっという間に咲き、楽しませてくれました。葉桜がきれいに茂っております。入学式も終わり、異動も終わり、新年度も始まり、新しい環境で、様々なことにチャレンジする時期です。今年度は、新しいことにたくさん挑戦していく年度になりそうですね。変化と躍進を合言葉に進んでいきたいと思います。


 今回の表現は、“I don’t buy it!”「信じられない」です。“buy”は、「買う」が一般的ですが、それ以外に「信じる、受け入れる」という意味があります。意外ですね。相手の言っていることが、受け入れられない場合、賛成できないときに使われるフレーズです。なんとなく面白い表現で、覚えやすいですね。

 “I don’t believe it”「信じられない」というと、疑う程度が少し深くなりますので、少し大げさな表現になります。今回のフレーズ“I don’t buy it”は、カジュアルで使いやすい表現です。とんでもないことや大変なことが起きたときには、“I don’t believe it!”を使い、友人同士のカジュアルな会話で、「信じられないよ」と軽くこたえるときには、“I don’t buy it!”で、会話の状況によって、使い分けるとコミュニケーションがうまくいきます。


 今回のブログは、「Congratulation!と言って笑われた!?」です。“Congratulation”は、複数で使い、何かを努力して成し遂げたときの表現です。興味のある方は、https://worldlife.jp/archives/17374へ飛んでください。春爛漫です。花粉症の方にはつらい時期かもしれません。春の穏やかな陽気を楽しみましょう。皆様も、ストレスが少ない、健康で陽気な日々をお過ごしください。See ya!

<スワタケル>


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