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第40回全自拳法競う


 「第40回全自衛隊拳法選手権大会」が3月8、9の両日、自衛隊体育学校(朝霞)三宅記念体育館で開かれ、団体戦(5人制)は第11普通科連隊(東千歳)が初優勝した。北部方面隊隷下部隊の優勝も初。それぞれ初めて実施された男女混合団体戦(3人制=男性2人、女性1人)は第35普通科連隊(守山)、形選手権(3人一組)は航空自衛隊代表(春日)が制した。


北方11普連団体初V

混合戦35普連、形は春日


 防衛大臣杯を懸けた団体戦。各地区予選等を勝ち上がった52チームが手に汗握る対戦を見せた。

 準決勝には普通科教導連隊A(滝ヶ原)、第37普通科連隊(信太山)、第12普通科連隊(国分)、11普連が進出した。

 前回覇者の東方普教連と初優勝を狙う北方11普連の決勝は、11普連が優位に進めた。

 先鋒浦田凌3陸曹が右胴蹴りなどで一本を連取。中堅森翔弥3陸曹も続いた。副将戦は落としたが、大将平岡穣3陸曹が競り勝ち、3勝1敗1分けで優勝を決めた。

 22チームが出場した混合団体戦も熱戦が続いた。第14普通科連隊(金沢)と35普連の決勝は、先鋒坂野友哉3陸曹が右面突きで一本を連取、さらに中堅(女性)山本未悠陸士長が続き、大将山本啓暉陸士長も右胴蹴りを決めて、35普連が3‐0で快勝した。

 「徒手格闘」の形を競う形選手権は、2チーム(1チーム3人)の対戦形式で行われた。

 同時進行で「単独動作」(1人)、続いて「受け・反撃」(2人)を行い、技の正確性や気合、速度などを判定された。

 北方代表(72戦連=北恵庭)と空自代表(春日)が決勝に上がり、空自が判定勝ちした。

優勝者・チーム

 ◇団体戦=第11普通科連隊(東千歳)◇男女混合団体戦=第35普通科連隊(守山)◇形選手権=航空自衛隊代表(春日)

 ◇個人戦▽男子66キロ=中村心3陸曹(1普連)▽73キロ=浦田凌3陸曹(11普連)▽81キロ=村山孝平3陸曹(11普連)▽90キロ=坂本康弥陸士長(43普連)▽無差別=松山翔太2陸曹(37普連)

 ▽女子55キロ未満=山口乃愛陸士長(15即機連)▽55キロ以上=新村真純3陸曹(西特連)


枋木2曹(5普連)金メダル獲得

アジア冬季大会バイアスロンリレーで

写真:㊤アジア冬季大会で力走する枋木2曹、㊦帰国後の行事で伊藤連隊長(左)から紹介される枋木2曹


一般部隊隊員は初

 第5普通科連隊(連隊長・伊藤裕一1陸佐=青森)の枋木(こぼのき)司2曹は2月7日から同14日の間、中国・ハルビンで行われた「第9回アジア冬季競技大会」にバイアスロン日本代表選手として出場。男子10キロスプリントにおいて参加選手31名中9位、同4×7キロリレーではアンカーを務め、中国チームを逆転し、日本チームの金メダル獲得に貢献した。
 アジア大会バイアスロン競技において、一般部隊に所属する隊員が選手として参加、メダルを獲得したのは史上初の快挙。
 個人戦では持ち前の力を発揮することが出来ず9位の結果に終わったが、リレーが始まるまでの間、個人戦での不調原因を研究し、イメージトレーニングで改善に取り組むことにより、本来の感覚を取り戻した。
 リレーは、1~3走まで中国チームと常に接戦を演じる大激戦となった。日本チームの命運を託された最終走者の枋木2曹は、中国にわずか1秒遅れてタッチを受けた。日本、中国双方の最終走者はともに伏撃ちで全弾命中させ、勝敗の行方は立撃ちの結果に委ねられることに。
 プレッシャーの中、枋木2曹は冷静に全弾命中させ、トップに踊り出た。中国選手は2発外してペナルティーとなり3位へ後退、この間に2位に順位を上げたカザフスタンの選手に約1分の差をつけゴール、接戦を制して見事日本チームに勝利をもたらした。
 枋木2曹は大会後、「体育学校の3名がトップを走る中国チームと競り合い、僅差の2位でつないでくれたおかげで緊張せずに力を発揮することができた。連隊、中隊の仲間が快く送り出してくれ、競技に集中することができた。今回のメダル獲得を機に、自衛隊に入隊したいと思う人が増えたらうれしい」と語った。



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