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海自横須賀音楽隊が定期演奏会を開催

 海上自衛隊横須賀音楽隊が第38回定期演奏会を開催します。応募方法などは次のとおりです。

<日時>平成16年2月20日(金)18:30~20:30

<場所>よこすか芸術劇場 大劇場

<申込方法>◎住所・氏名・年齢・性別・電話番号を記入した「往復はがき」でお申込ください。

〒238-0046横須賀市西逸見町1丁目無番地 海上自衛隊横須賀総監部 広報防衛ホーム係宛

◎往復はがき1枚で2名様分の入場整理券をお送りします。なお、応募多数の場合は抽選となります。

◎満員の際は入場をお断わりする場合もあります。

◎2月2日(月)必着

◎お問い合せ:TEL046-822-3500(内線2208)広報係まで

海岸クリーン作戦

<下関基地隊>


 下関基地隊(司令・森田寧1佐)では11月22日、地元吉見地区古宿海岸周辺の清掃作業に協力した。

 これは吉見地区自治連合会(会長・永尾遜氏)が下関市の環境美化条例に基づき、吉見地区のクリーン作戦

を展開、町民の美化意識の高揚を図ることを目的として実施したもので、大学生、銀行、体育振興会会員ら150名が参加、基地隊からは、官舎や近傍に居住する隊員20名が参加した。

 当日、山口県西部地方は、大陸からの高気圧に覆われ、快晴ではあったが、12月中旬頃の気温で寒風吹く中での作業だった。

 午前9時、現地において永尾自治連合会長からのあいさつの後、自衛隊、大学生、企業など参加諸団体の紹介、ゴミ収集の方法の説明が行われ、その後、作業が開始された。海岸一面を覆っていた流木やプラスティックなどは、それぞれに分別され、袋に詰められた。

 回収されたゴミは300袋にもなった。また、ヨットハーバー周辺に不法投棄してあった2台の乗用車も回収された。

 砂浜に散財していたゴミは全て撤去され、一面、白砂の砂浜が甦り、クリーン大作戦は、11時頃には無事終了した。

千歳基地で在外邦人等輸送訓練実施

 海外で発生した動乱、災害等を想定し、「在外邦人等輸送訓練」が11月28日、千歳基地エプロン地区で行われた。

 訓練には、特輸隊等の支集団隷下部隊と陸自の部隊が参加、2空団が支援した。

 訓練では陸自誘導隊が警護する中、邦人待機場所でのセキュリティーチェック、政府専用機への乗り込みなどが本番さながらに行われた。

大湊海曹会12名が米海軍と親善交流

 大湊海曹会(会長・高橋弘海曹長)は11月4日、三沢米海軍CPOAとの親善交流を実施した。この交流は、CPOAが毎年2月に実施している大湊でのスキー研修会の支援に対するお礼にと招待されたもので、今回は大湊海曹会の会員12名が参加した。

 最初に、基地内にあるボーリング場で親善ボーリング大会が行われ、会員とCPOAメンバーの混合でチーム編成、苦手な英語もゼスチャーと片言の英語でカバーし、得意な者も不得意な者も和気藹々と3ゲームを実施、会場は大いに盛り上がった。このボーリング場は、前日から修理のため使用止めであったが、CPOAのチーフマスターの「マッカーシー」自らがこの日のため修理を延ばしてもらったもので、参加者は少々恐縮した様子だった。

 ボーリングで汗を流した後は、基地内にあるバーベキューエリアで懇親会を実施、CPOAメンバーの焼いてくれたステーキに参加者は皆「美味しい、美味しい」と舌鼓を打っていた。また、記念品の交換とボーリングの結果発表もあり、大基業・藤田3曹が総得点第1位、高橋会長がハイスコア賞、平川副会長(大空)がロースコア賞を受賞し、思わぬ結果に参加者一同大変驚いていた。

 懇親会の後は、特別にマッカーシーのオフィスを見学させてもらい、米海軍航空基地隊の副司令より広い部屋で仕事をしていることに、皆一様に驚きと羨望を隠しきれない様子であった。見学の後、マッカーシー自らにゲートまで送り届けてもらい、参加者はまた会えることを祈念し帰路に着いた。


全日本選抜QCサークル大会
初の特別賞に輝く

<2空団>


 2空団装備隊写真班のQCサークル『CAPA』がこのほど、東京・日比谷公会堂で開かれた全日本選抜QCサークル大会に北海道代表として出場し、北海道サークルでは初の銀賞特別賞を受賞した。

 『CAPA』の由来は、1954年に戦死した報道写真家のロバート・キャパから名付けられたもので、90年にサークル結成以来、写真記録の迅速・効率化、経費削減などに努めてきた。

 同サークルは、これまでに2空団のQCサークル発表会をはじめ道内の発表会で数々の賞を受賞しており特に今回の受賞は航空自衛隊でも初の快挙となった。


「ナナサンマル」事故の教訓活かす

関係5氏が概要講話

<小松基地>


 11月129日午前、空自小松基地会議室で、「ナナサンマル」事故の関係者である小坂志麿氏(弁護士)、黒田勲氏、長谷川孝一氏、中村雅嘉氏、菅 正昭氏(いずれも元空自衛隊)による講話が実施された。

 これは、昭和46年7月30日に起きた民航機と自衛隊機の衝突事故、いわゆる「ナナサンマル」事故の概要お呼びその教訓を風化してはならないということで、幹部に対する5氏の講話が実現した。

 参加した多くの幹部は「ナナサンマル事故の概要と教訓が非常によく解った。講話といっても対話形式で興味深く拝聴できた」と語っていた。また、関係者一同も「今後とも風化しないための施策が必要」としている。

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