自衛隊ニュース

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ダルマの目入れで飛躍誓う

<第34普通科連隊>

 第34普通科連隊(連隊長・兜智之1陸佐=板妻)は1月15日、令和6年初の連隊朝礼において「ダルマの目入れ」を実施した。

 当日は、訓練場において各中隊が整列する中、部隊の前方に置かれたダルマに各中隊長、最先任上級曹長、副連隊長、最後に連隊長の順で今年の目標や決意を述べつつ目入れを行った。

 本年も橘連隊一同、与えられた任務を達成できるよう一丸となって邁進する。

大縄跳び

<第20普通科連隊>

 第20普通科連隊(連隊長・武田宜則1陸佐=神町)は、1月10日、駐屯地講堂において「連隊年始行事」を、庁舎前において「令和6年連隊訓練始め」を実施した。

 連隊年始行事では、各中隊を代表して年男が元気溌剌と今年の決意表明を、各中隊長が中隊の抱負を発表し、決意を新たにした。

 連隊長は年頭の辞において「元旦に発生した能登半島地震において連隊の非常呼集に対し、多くの隊員が登庁してくれたことに感謝する。事態に即応し、国民、県民の安心・安全を支えているということを念頭に置き今後も行動してもらいたい。また、辰年(特に今年は甲辰)は物事の始まりの年でもあるので各中隊は意識改革に取り組み、さらなる安全・健全・安心な部隊・隊員の育成を進めてもらいたい。今年1年頑張っていこう」と述べ、連隊の更なる飛躍を祈願した。

 引き続き、訓練始めが行われ、各中隊代表による「大縄跳び」を実施した。

 大縄跳びは、連隊本部及び各中隊10名の参加者が大縄跳びで2分間最も多く飛んだ中隊が優勝というルールで実施した。各チーム大縄の動きに苦戦しながらも、一致団結し、互いにアドバイスを行いながら回数を伸ばし、会場を盛り上げた。優勝は第3中隊で、参加者は「優勝できて、幸先のいいスタートが切れた」と喜びを語った。訓練始めを終えた隊員たちは、すがすがしい表情で年の始まりを実感しつつ、新たな1年を駆け抜けるための絶好のスタートを切った。

十勝の上空で安全祈願

<第5旅団>

 第5旅団(旅団長・鳥海誠司陸将補=帯広)は、1月15日、帯広駐屯地十勝飛行場及び十勝周辺空域において、同旅団唯一の航空科部隊である第5飛行隊(隊長 村山大介2陸佐)の飛行能力を向上させるとともに、1年間の航空安全を祈願することを目的に令和6年初飛行訓練を実施した。

 訓練当日は多用途ヘリコプターUH1J、3機をもって、帯広十勝飛行場を離陸し、十勝周辺空域を高度約760mで約1時間飛行しつつ=写真上=、第5旅団長が上空のヘリコプターから「第5旅団は道東第一線部隊として、防衛・警備及び災害への対処、国際社会の平和と安定への貢献等、あらゆる任務に即動して、使命を果たしていく」と年頭の辞を述べるとともに、令和6年の航空安全を祈願し、同飛行訓練を終了した。

 第5旅団は、令和6年を更なる飛躍の年として、日々練磨を重ね、進化を遂げていく。

熱戦!綱引き

<岩見沢駐屯地>

 岩見沢駐屯地(司令・山下拓路1陸佐)は1月10日に「令和6年訓練始め」を実施した。

 訓練始めとして今年1年の勢いをつけるため、綱引きを実施した。参加チームは第12施設群の群本部及び各中隊の6個チームと第2直接支援中隊及び業務隊の全8個チームのトーナメント戦で行い、各部隊、中隊は独自の作戦で勝負に挑み実施者も応援者も一丸となり真剣に綱引きに取り組み、大いに盛り上がった訓練始めとなった。

 勝ち上がった本部管理中隊と第302坑道中隊が決勝戦で対決し本部管理中隊が見事優勝を勝ち取った。

 本訓練始めを通じ、岩見沢駐屯地は新年から部隊の団結の強化及び士気を高揚させることができ、令和6年の隊務を力強くスタートすることができた。

陸・海の垣根を超えて

<第9師団>

 第9師団(師団長・田尻祐介陸将=青森)は新年を迎え、令和6年の進化を誓いつつ訓練を開始した。

 第9師団司令部は田尻師団長を先頭に、駆け足を実施した。雪が降り積もる中、各幕僚が順番に「ファイトー、ファイトー」と自衛隊特有のかけ声を上げ、そのかけ声に司令部勤務員が大きな声で応えた。声を出し、汗をかき、師団司令部一丸で、新年のスタートをきった。

 師団隷下部隊も、それぞれ訓練始めを実施した。

 第5普通科連隊は、積雪地という特性を踏まえ、中隊対抗のアキオ曳行リレーを実施した。中隊の名誉をかけた隊員たちの真剣勝負、応援者の熱い声援が会場を盛り上げた。

 第9飛行隊は、海上自衛隊第2航空群、第2対戦車ヘリコプター隊とともに合同で訓練始めを実施した。八戸に所在する航空部隊として、陸上と海上という自衛隊の垣根を越えて実現したもので、訓練に先立ち、第9飛行隊の装備であるUH1J、第2対戦車ヘリコプター隊の装備であるAH1S、海自第2航空群の装備であるP3C及びMQ9Bなどを滑走路に配置して記念撮影を行った。撮影には、八戸駐屯地司令及び第2航空群司令を始めとした各指揮官も参加し、八戸に所在する陸海自衛隊の更なる連携の強化を図ることができた。

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