自衛隊ニュース

ゲッキーのイラスト

家庭メモ

 <ホーローの焦げ付き>

 ホーローなべが焦げ付いたときは、なべが熱いうちに熱湯を加え、重曹を小さじ1杯加えてしばらく置いてから取る。無理やり落とすと塗料がはがれるので注意。


 <あと一品>

 カボチャを一口大の乱切りにして素揚げしたら、熱いうちにハチミツをかけ、いった白ゴマを散らすと、手早くあと一品ができ、おいしく食べられる。 <大きなガラス食器>

 きれいに洗っても、ふきんに少しでも脂気がついていると曇ってしまうので、すすぎ終わったらそのまま、ふきんを敷いた上に置き、自然に乾かすこと。


 <晴れた日に寒干し>

 正月用の衣服は、晴れた日を待って他の衣料と一緒に寒干ししてからしまうこと。空気が乾燥しているので効果的だし、この1年の衣服計画を検討するチャンスにもなる。

レトロな縫いぐるみ

若者に大人気

1950~60年代に日本で作られたアメリカに輸出されたオガクズ入り縫いぐるみ人形が最近日本でも知られるようになり、レトロでかわいいと若者に人気を呼んでいる。

 ▽アメリカ向けに生産

 縫いぐるみに詰める中身は世界的に綿が一般だが、当時の日本では人形の中身にするには高価で、代わりにオガクズを詰めた人形が作られていた。

 中でもしっかり詰めると縫い目や布が破れやすいオガクズ詰めの技術や縫製が海外には真似できないほど完壁と評価された栃木県の人形は、アメリカのおもちゃ会社から大量注文され、生産の9割以上がアメリカに輸出、犬のプードルやウサギ、馬、ライオンなど1万種以上作られ、「ドリームペッツ」の名でブームを起こした。

 ▽当時の人形を復活

 アメリカでのブーム以後は生産も途絶え、海外の人形コレクターのコレクション対象になっていたが、インターネットで「再発見」され、80代の人形職人2人が新たなデザインの注文を受けて昔ながらの手作りで作っている。


環境に負荷をかけない
エコキッチン・グッズ

 環境に負荷をかけないエコキッチン・グッズが豊富になってきた。例えば…

 【まず汚れを落とす】

 洗う前に、食べ物の汚れを落とす「びわこふきん」は、ガラ紡と呼ばれる日本独自の紡績方法で織られた木綿のふきんで、1本の糸が不均一に織られて複雑なうねりがおる。

 同様に「がんこクロス」は、ゴムの微粒子を含ませてあり、汚れをこそげ取る。伝統的な「亀の子束子(たわし)」はパーム(ヤシの実の繊維)100%で、鉄製のフライパンや中華なべの洗浄には欠かせない。超微細繊維の「洗剤イヤ子さん」は、冷蔵庫や炊飯器についた手あかや油汚れを落とす。

 【石けんも多様化】

 合成洗剤に必ず伴う環境ホルモン問題や、分解が遅いことで環境負荷が少ないのが石けん。原料はヤシやパームなど植物油脂で、固形やパウダー状、液体などさまざまな形態で各メーカーから出ている。「手賀沼キッチン&クリーン」は、汚水で有名な手賀沼(千葉県)をクリーンにするため、地域の台所廃油を回収して、溶けやすい粉末石けんにしたもの。

 【天然素材で界面活性剤】

 松の油から抽出した界面剤を使った「リカバリー」は石けんカスを分解する。石油タンカー事故処理から考案された「森と」は、油分を分解して落とす。「マザータタッチ」は、ミネラル水に備長炭などを配合する。いずれも泡立たないため、石けんカスが生じない。


低カロリーなおやつに

エスニック風汁粉

 小正月に邪気を払うためにアズキを食べますが、ココナッツミルクにゆでアズキを入れたお汁粉はいかが。

 ココナッツミルクはカロリー、脂肪とも少なく、カリウムが多く含まれており、しかもエスニック風味なので、若い女性に好まれます。缶詰のゆでアズキを利用すると簡単に手早くできます。(1人分198キロカロリー)

 ▽材料(4人分)

 ゆでアズキ1缶(430グラム)、ココナッツミルク1缶、砂糖、水各適当。

 ▽作り方

 ?なべにココナッツミルクを入れて温める。

 ?さらにゆでアズキも入れる。

 ?味を確かめながら、ココナッツミルクを水で薄め、甘さを砂糖で調節する。

 ?しゃれたカップに入れて勧める。

・・・家庭のひろば・・・
あなた、熱かん派?

かん酒の勧め

 あなた、熱かん派?それとも冷酒派? 最近は冬でも日本酒を冷酒で飲む人が増えているが、かん酒のおいしさをもう一度見直してみてはと、利き酒師で構成されている日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会の長田卓さんは提案している。

 ▽温めてまろやかに

 かつては日本酒の種類も少なかったため夏は冷酒、冬はかん酒でと、季節によって単純に飲み方を変えていたが、10年前より、淡麗な冷酒タイプの吟醸酒がブームを呼び、その影響で冬でも冷酒が好まれる風潮が広がった。

 しかし最近は純米酒系の濃醇な日本酒が売り上げを伸ばしている。これらは温めることで、まろやかさが増し個性が活きるため、かん酒に適している。純米酒、本醸造酒などは「かん上がり」といって温めることで、よりおいしくなるタイプだし、「山廃」や「生もと」と書かれた純米酒もかん向きである。このタイプには乳酸やコハク酸などの成分が含まれており、かんにするとさらにうまみが引き出されるからだ。

 一方、かん向きでないものは吟醸酒や生貯蔵酒などで、吟醸酒は香りが華やかで淡麗なものが多く、その個性を活かすためには冷酒で飲むほうが適している。


 疲労を和らげる効果

 かん酒は冷酒に比べ臭覚への作用が高いため、香りの微細成分が鼻から脳に到達しやすく、神経の緊張を解きやすい。さらに肺を通り血液を通じて全身を温めるため、リラックスを促し疲労を和らげる効果が高い。とはいえ、かん酒は熱し過ぎると、アルコール分が飛び、うまみを失ってしまうので、純米酒は40~45℃のぬるかんで、本醸造酒は50~55℃の熱かんが適温。

 柔らかいかん酒に仕上げるには湯せん方式がお勧め。なべまたはやかんに、徳利の8分目位の湯を沸かす。沸騰後少し冷まし、80℃位になったら、徳利を湯に2、3分浸し様子をみる。一般的に一肌と言われる45℃の目安は、徳利の底に手を触れてみて少し熱いかなと感じる程度。

 雷子レンジの場合は、徳利の3分の1までアルミはくをかぶせ、40、50秒加熱すれば、均等に温まる。

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