2002年2月15日 の記事
第2航空群で海氷観測

厳冬のオホーツクにP3-C飛ぶ
海上自衛隊第2航空群の第4航空隊では2月7日、気象庁に対する協力として行われている海氷観測のマスコミ関係者を対象に体験搭乗を実施した。午前10時過ぎ、海上自衛隊八戸航空基地を離陸したP3-Cは一路オホーツク海へと向かい、昨年12月27日に50年ぶりの早さで海氷が現れた海域などを飛行した。海氷観測は昭和35年1月29日から実施しており、今年2月6日までに通算908回を記録している。また、毎年12月下旬から4月下旬まで、年間25回を基準に行われ、観測結果は札幌管区気象台と函館海洋気象台に送られ、航行船舶の安全確保に活用されている。