2002年2月1日 の記事
第1空挺団初降下訓練
陸上自衛隊第1空挺団による「初降下訓練」が1月13日、習志野演習場で行われた。穏やかな天候にも恵まれ、予定していた102名の隊員が華麗に落下傘降下。新年の爽快なスタートをきった。視察に訪れた仲谷元・防衛庁長官は、団長・最年少隊員らと共に大型ヘリコプターに同乗し、訓練前に実施された指揮官降下を上空のヘリから見守った。また、竹河内統幕議長、山口東部方面総監ら高級幹部も多数訪れ、総観客人数は地元住民なども含め6,000人を超えた。支援部隊として空自航空支援集団、第1ヘリコプター団、東部方面航空隊が参加。総人員350名、車両20両、航空機23機の規模により潜入・偵察から敵の撃破に至る戦闘訓練の一連の行動を展示した。
C-1から次々と降下する隊員
CH-47から降り立ち観閲台に向かう中谷防衛庁長官、左は直海空挺団長
大型ヘリコプター2機が車両などをつり下げ進入