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F15、コープサンダー終え無事帰国
空中給油受け、初の米国(アラスカ)間往復

千歳基地で出迎え行事(写真撮影=畑島岳士)

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千歳基地隊員ら関係者の出迎えを受けるF15パイロット


戦術技量向上に寄与

 米空軍の実施する演習「コープサンダー」に参加した航空部隊が6月25日、千歳基地へ帰還した。米国アラスカ州アイルソン空軍基地およびエレメンドルフ空軍基地から航空機材の撤収を行い、5月22日からの訓練を無事に終えた。

 空自部隊は平成8年度以来、7回目の参加。今回の日米共同訓練では初めて、F-15戦闘機が米空軍KC-135から空中給油を受けてアラスカを往復するなど、部隊の戦術技量と日米共同対処能力の向上に大きく寄与した。

 午前9時に、6機のF-15が着陸すると、これを出迎える行事が開かれた。空自からは航空総体司令官・小田邦博空将、北部航空方面隊副司令官・淺野明照空将補、海自からは第二航空群司令・岩田耕道海将補が出迎え行事に出席、、隊員たちをねぎらった。15時には後続部隊も到着し訓練の成功を祝った。




米国アラスカ州を離陸

空中給油を受けながら無事千歳基地に着陸したF15