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「きりしま」「はるさま」「ときわ」が帰国

<横須賀>
テロ対策特措法 

インド洋で9カ国に補給活動

関係者多数の出迎えを受け、吉倉桟橋に近づく補給艦「ときわ」


横須賀基地に入港するイージス護衛艦「きりしま」


 海自イージス護衛艦「きりしま」(艦長・吉村司郎1佐)、護衛艦「はるさめ」(艦長・佐伯泰啓2佐)、補給艦「ときわ」(艦長・藤田民雄1佐)の3艦が5月20日、冊港の横須賀基地に帰国した。テロ対策特措法に基づき、インド洋で米英など9カ国の艦船に対して補給活動を行ってきたもので、約半年ぶりの帰港となった。

 帰国行事には、派遣隊員の家族、基地隊員ら多数が出席。派遣部隊指揮官の高嶋博視1護群司令の挨拶、牧本信近自艦隊司令官の訓辞のあと、吉倉桟橋や艦上で隊員とその家族は約半年ぶりの再会をともに喜び合っていた。

 イージス艦「きりしま」と護衛艦「はるさめ」は昨年12月に横須賀基地を出港後、インド洋で補給艦「ときわ」の各国艦船への燃料等補給活動を護衛。また、「ときわ」は米英など9カ国の艦船に対して計69回、約5万9千キロリットルの燃料を洋上補給した。

 現在、「きりしま」など3艦にかわって、イージス艦.「こんごう」、護衛艦「ありあけ」、補給艦「はまな」がインド洋で実任務についている。