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民生支援で施設器材教育

21歳から47歳まで16人が受講
認定証受領後、後継者育成へ

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月曜日から土曜目の午前中に英語の通訳を介して行われる重器材の操作教育


 ディリ宿営地では、UNMISET司令部から施設群に任務として与えられている民生支援として施設器材操作教育が毎日、月曜日から土曜日の午前中に行われている。現在の受講者は16人で、うちわけは東チモール政府の公共事業省に雇用されたスーパーバイザー7人とバウカウ地方の現地民9人。年齢は21歳から47歳までと幅広い。

 教育は英語の通訳を介して行われ、更に受講者で英語の解らない者には受講者同士で現地語に通訳している。

 受講者の一人、ディリから来ているデビ・デソーさん(29)は教育について「各種の重器材の操作教育を受けるのは初めての経験です。最初は言葉の壁があり苦労もしたけど、今はコミュニケーションもとれて内容はわかりやすい」と話しておりとても満足しているとのこと。

 彼らは2月21日に教育を終了。東チモール政府、大坪群長から認定証が手渡され、後継者の育成等を務めることになる。(塩田愛子)