自衛隊ニュース

ゲッキーのイラスト

真夏の夜に広がる輪(和)

揃いの浴衣にチビッコ花火 高級幹部、在日米軍家族も参加

1-2

写真:威勢のよい合いの手に誘われて我れも我れもと踊りの輪が広がった


<市ヶ谷駐屯地基地盆踊り大会>


 市ヶ谷駐屯地・基地(陸司令・宮崎将補、海司令・小林1佐、空司令・古河1佐)は、7月24日の夕方、市ヶ谷自衛隊友の会の共催、港区防衛親交会の協賛で盆踊り大会を開催した。

 このところ東京は記録的な猛暑が続き、当日も気温が35度を超す真夏日となったが、午前中から隊員は吹き出る玉のような汗をぬぐいながら、東儀仗広場に櫓を組みテントを張り模擬売店を開設し、正午過ぎには準備を完了した。夕方には会場の提灯に灯りが入り予定通りの開催となった。

 プログラムは、主催者等代表の挨拶のあと、各部隊対抗踊り・地元婦人部紹介踊り・チビッコ花火大会と、今年は練馬駐屯地「練武連」、朝霞駐屯地「振武連」、練馬北町商店街「ぽんぽこ連」合同の阿波踊り及び双里浜駐屯地「久里浜太鼓」が参加するなど盛りだくさん。参加者は、海江田万里衆議院議員や守屋武昌事務次官をはじめ、部内外合わせて約3,800名と昨年以上の賑わいを見せ、一般席は大会開始前から満席となった。

 盆踊りは、櫓を中心に踊りの輪が二重、三重に広がり在日米陸軍の家族や地元婦人部の揃いの浴衣、各部隊の半被が会場に華を添えていた。

 一方、正門大階段では、駐屯地曹友会が企画したチビッコ花火大会が催され、集まった大勢の子供達は大きな歓声をあげながら様々な花火を楽しんだ。また、会場周辺では、参加した人々が楽しく歓談したり、チャリティー模擬売店で買い物をするなど、恒例となった市ヶ谷台の盆踊り大会で真夏の夜のひとときを過ごした。