2004年6月15日 の記事
PKO任務終え順次帰国
東ティモール第4次施設派遣群
8カ月ぶり家族と再会

写真:到着の隊員を待ちかねた家族らが盛大に出迎え(6月4日、熊本空港で)
昨年10月から東ティモール国連平和維持活動(PKO)に派遣されている第4次東ティモール派遣施設群(群長・川又弘道1佐以下450名)のうち迫輝昌副群長以下約100名が6月4日、国連のチャーター機で熊本空港に帰国した。
隊員たちはその足で健軍駐屯地(熊本市)へ移動。隊員、家族約500名の盛大な出迎えを受け、迫副群長が森勉西方総監に帰国報告を行った。
4次隊は国連東ティモール支援団(UNMISET)が大幅に規模を縮小することに伴い、5月20日以降ディリ、マリアナ宿営地の撤収を始めており、残る隊員も今月下旬までに帰国する。
派遣部隊の撤収後は、陸自OBらによる非営利組織(NPO)「日本地雷処理・復興支援センター」が施設器材の操作教育など業務の一部を引き継ぐ。〈関連記事10面〉