2005年12月15日 の記事
睦空パキスタン国緊隊、任務果たし無事帰国

盛大な出迎えを受け、帯広駐屯地に帰隊する派遣隊員
約40日間にわたって大地震被災者の救援活動を続けていた陸空パキスタン国際緊急援助隊が任務を完遂、順次、帯広、市ヶ谷駐屯地、小牧基地などへ帰国した。
12月1日、帯広空港で得田憲司北方総監、井岡久5旅団長をはじめ幹部、留守家族多数が出迎える中、派遣隊員が到着。お互いに労いの言葉をかけながら固く握手を交わした。引き続き、帯広駐屯地へ移動、駐屯地隊員の盛大な出迎えを受けたあと、帰国報告や堀井克哉体調の記者会見、家族との懇談などが行われた。
また、翌2日には、市ヶ谷駐屯地でも帰国行事が行われ、防衛庁A棟玄関に到着した派遣隊員を森勉陸幕長をはじめ陸幕高級幹部、職員多数が出迎えた。
今回のパキスタン国緊隊は、初めて1輸空(小牧基地)のC-130輸送機にUH-1多用途ヘリコプターを搭載、陸自航空部隊が現地で40トンを超える援助物資や負傷者ら約720名の空輸にあたった。