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護衛艦しらね P-3C 
PSI海上阻止訓練に参加
シンガポール

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想定容疑船上で立入検査訓練を実施する「しらね」乗組員(シンガポール沖で)


 8月15日から19日までの5日間、シンガポール主催による「大量破壊兵器などの輸送・拡散を防止するための安全保障構想(PSI)」海上阻止訓練が行われ、海上自衛隊の護衛艦1隻と対潜哨戒機P-3C・2機が参加した。海外での訓練にP-3Cが参加するのは、今回が初めて。訓練には、シンガポール、日本、米国、英国、オーストラリア、ニュージーランドの6カ国艦艇が参加、また、ロシア、フランス、ドイツ、オランダ、スペインなどの各国がオブザーバーを派遣した。訓練内容は、▽机上訓練▽シナリオに基づく海上阻止訓練▽乗船・立入検査に関する技量を相互に展示する乗船訓練で、海上自衛隊の護衛艦「しらね」(艦長・寺嶌榮治1佐以下人員約300名)と航空部隊(指揮官・瀬戸慶、第4飛行隊長以下人員約40名、P-3C・2機)が参加各国とともに高度な訓練を演練した。