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空自イラク復興支援派遣部隊第7期要員が出国
初の女性パイロットも参加

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 昨年1月から始まった空自イラク復興支援派遣輸送航空隊の活動は、派遣隊員の強い使命感により、これまで順調に160回を超える任務運行を継続している。7月11日には派遣部隊第7期要員約100名の出国行事が関係者多数を迎え、小牧基地(司令・上田益三1佐)で盛大に実施された。また、翌12日、女性パイロットとして初めてイラク復興支援に赴く鞭馬奈美(むちま・なみ)2尉の記者会見が行われ、同2尉は「環境が異なるので体調に気を配り、一所懸命に頑張ってきます」と決意を語った。次いで、雨の降りしきる中、派遣隊員15名は格納庫内で大勢の関係者や家族の見送りを受けたあと、淡いブルーに塗装されたC-130に搭乗、クウェートへ向け出発した。なお、同夕にはチャーター機で85隊員も小牧基地から出国した。


C-130の出発を見送る基地隊員と留守家族