2005年2月1日 の記事
陸海空自衛隊統合1,000人規模で
<インドネシア国際緊急援助隊>
インド洋大津波被害者を救援
応急医療チーム20隊員がアチェ州で活動開始

インドネシア国際緊急援助隊で救援物資の輸送や医療・防疫活動を行う陸上自衛隊派遣部隊本隊の約170名を乗せた海上自衛隊輸送艦「くにさき」はじめ護衛艦「くらま」補給艦「ときわ」が1月24日、インドネシア・バンダアチェ沖に到着、艦艇に積載したヘリの組み立て作業を行うなど支援活動への準備を整えた。海自派遣隊の3艦は12日に横須賀、佐世保をそれぞれ出港、24日にシンガポールのチャンギ港に寄港して陸自本隊と合流、今後も陸自部隊の支援活動に協力する。
また、16日にはC-130輸送機など空自航空機で陸自応急医療チームがバンダアチェに到着。空港や市内に医療施設を開設し診療や予防接種など医療活動が実施されている。
インドネシア国緊隊は陸海空、統幕あわせて約1,000名の規模で編成、3自衛隊統合体制でスマトラ沖地震とインド洋津波の被災者救援にあたる。