自衛隊ニュース

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統幕学校長に庄田陸将

《防衛庁発令》


◇空将に昇任(空幕運支・情報部長兼統幕付)

空将補 下平 幸二

統合幕僚監部運用部長(空幕運支・情報部長兼統幕付)

空 将 下平 幸二

しもひらこうじ

昭和27年生まれ、埼玉県

50 防大卒(19)空自入隊

12 空幕防衛課長

13 航空救難団司令

15 第2航空団司令

16 空幕調査部長

18 空幕運支・情報部長


統合幕僚学校長(7師団長)

陸 将 庄田 豊

しょうだゆたか

昭和24年生まれ、埼玉県

47 防大卒(16)陸自入隊

8 第38普通科連隊長

10 西方総監部防衛部長

12 第4師団副師団長

15 東北総監部幕僚長

16 陸将、第7師団長


第7師団長(統幕運用部長)

陸 将 用田 和仁

もちだかずひと

昭和27年生まれ、福岡県

50 防大卒(19)陸自入隊

13 中方総監部幕僚副長

15 東京地方連絡部長

16 陸幕教育訓練部長

17 統幕事務局3室長

18 陸将、統幕運用部長


退職を承認=勧奨(統合幕僚学校長)

空 将 高橋 健才


◇空将補に昇任(教育集団教育部長)

一空佐 若林 秀男

航空幕僚監部運用支援・情報部長(救難団司令)

空将補 齊藤 治和

第3航空団司令兼ねて三沢基地司令(教育集団教育部長)空将補 若林 秀男

航空救難団司令(3空団司令兼三沢基司令)

空将補 平田 英俊

中部航空方面隊司令部防衛部長(5空団飛群司令)

一空佐 中西 弘

第5航空団飛行群司令(飛開実団飛実群司令)

一空佐 高橋 一司

航空教育集団司令部教育部長(中空防衛部長)

一空佐 米沢 敬一

航空開発実験集団司令部研究開発部計画課長(空幕副監察官)

二空佐 正岡順一郎

飛行開発実験団飛行実験群司令(開実集団研開部計画課長)一空佐 池田 吉夫

(9月19日)

統合幕僚監部総務部総務課総務班長(海幕指通情報部付)一海佐 丸澤 伸二

防衛医科大学校学生部学生課長(海幕首席衛生官付衛生官)一海佐 重永 敏朗

海上幕僚監部人事教育部援護業務課援護班長(海幕人教部援業課)

一海佐 萩原 和郎

海上幕僚監部人事教育部教育課学校班長(練艦隊幕僚)

一海佐 南 孝宜

自衛艦隊司令部幕僚(自艦隊司令部)

二海佐 市村 一彦

第2護衛隊群司令部幕僚(海幕人教部教育課学校班長)一海佐 小林 磨

きりしま艦長(海自1術校生徒部長)

一海佐 清水博文

かしま艦長(2護群幕僚)

一海佐 落 修司

第31航空群司令部首席幕僚(81空隊司令)

一海佐 將司 覚

第6航空隊司令(自艦隊幕僚)一海佐 森 敏彦

第81航空隊司令(海幕指通情報部付)

一海佐 森 浩

第91航空隊司令(海幹校教育部教務課長)

二海佐 西浦 剛

航空管制隊司令(31空群首席幕僚)

一海佐 力丸 義史

第203整備補給隊司令(海幕人教部援業課援護班長)

一海佐 神田 忠臣

第1潜水隊群司令(海幹校主任教官)

一海佐 廣江 清

沖縄海洋観測所長(海業群司令部)

一海佐 竹下 雅彦

大湊地方総監部防衛部第3幕僚室長兼ねて第5幕僚室長(大監防衛部)

二海佐 池田 輝幸

阪神基地隊副長(防医大学生課長)

一海佐 比留間峰子

横須賀教育隊司令(1潜群司令)一海佐 鈴木 正幸

第201教育航空隊司令(6空隊司令)

一海佐 佐野 光博

練習艦隊司令部幕僚(統幕総務課総務班長)

一海佐 小松永秀一

海自幹部学校主任教官(かしま艦長)

一海佐 佐々木俊也

海自幹部学校勤務(大監付)>一海佐 内嶋 修

海自第1術科学校生徒部長(きりしま艦長)

一海佐 三木 功

海自第3術科学校教育第2部長事務取扱(海自3術副校長)一海佐 島田 淳一

海自第4術科学校教育第2部長(海自4術校学校教官)

二海佐 原川 厚

海将補に特別昇任、退職を承認=勧奨(横須賀教育隊司令)一海佐 谷村 文雄

(9月20日)

政専機、国外200寄港地達成

《空自特輸隊(千歳基地)》
14年間で81カ国訪問

 千歳基地に所在する特別航空輸送隊は、主として皇族および内閣総理大臣などの要人を空輸する任務を担っている。8月18日、運航訓練のためカザフスタン共和国のアスタナ空港に寄港した際、この空港が特別航空輸送隊にとって国外寄港地200か所目となった。なお、この運航訓練は、任務運航に先立ち未経験空港における離着陸や地上作業の検証のために行ったもの。政府専用機が平成4年9月に初めてアメリカ合衆国のワシントンDCに寄港して以来、14年間で寄港地200か所を達成した。この間、国外の任務運航が162回、今回を含めた国外運航訓練が68回、訪問国数が81カ国に及んでいる。特別航空輸送隊は、この寄港地200か所を一つの通過点として、今後も安全、確実、快適をモットーに世界中を飛び続ける。

練習艦あさぎり、家族らに自主広報

 練習艦「あさぎり」(3500トン)(艦長・水上智雄2佐)は、呉海曹会等の支援を得て、海上自衛隊に関心のある中高生とその家族や、乗員の家族等に、海上自衛隊への理解を深めてもらうことを目的に、8月26日、自主広報を実施した。呉を出港した「あさぎり」は、広島湾に錨をおろし、訓練展示、飛行甲板でのレクリエーションなどを行い、艦全体で大いに賑わった。

 また、乗艦時に配布されたくじで、艦番号と同じ3516を引いた乗艦者に、あさぎり艦長賞として艦長から記念品が手渡された。当日は、30度を超える真夏日となったが、あさぎり特製カレー、かき氷も皆に振る舞われ、家族らは、呉入港後、楽しいひとときを思い出に家路についた。


地域との架け橋に
60名が統合防災演習にも参加

《1普連》
予備自中央訓練を実施

 平成18年度予備自衛官中央訓練が8月29日から9月2日までの5日間、第1普通科連隊(連隊長・三原光明1陸佐)の担任で朝霞、市ヶ谷駐屯地及び東京都足立区で行われ、全国の各地本から選抜された予備自衛官60名(うち公募予備自衛官13名、女性予備自衛官7名を含む)が参加した。


統合防災演習で被災地域に進出する予備自衛官


渡河ボートの乗船、被災地進出訓練


上に同じ


応急救護所で被災者を治療


 この訓練は、参加予備自衛官の意識、能力を向上させるもので、今年で23回目。

 主な訓練内容は、▽精神教育(陸上幕僚長訓示)、▽防衛教養(制度教育)、▽防災演習(自衛隊統合防災演習参加)、▽武器訓練(射撃検定)、▽体育訓練(体力検定)等である。今回の特性として、初めて政府の総合防災訓練と連携した自衛隊統合防災演習に参加し、部隊集中及び応急救護所の開設等の訓練を実施するとともに、在日米陸軍の予備役担当将校による米国予備役制度の教育を実施した。

 29日に朝霞駐屯地で行われ着隊式の後、市ヶ谷駐屯地A棟2階講堂に集合し、宗像久男陸幕副長はじめ幹部が陪席する中、森勉陸上幕僚長の訓示が行われ、今まさに「運用の時代」にあり、大規模震災等においては、予備自衛官に任務遂行を求められることから、「常備自衛官と同じ志を持ち、戦士として同等の能力を目指してもらいたい」、「地域社会と自衛隊の架け橋となり、自衛隊及び予備自衛官等制度の理解と協力を獲得するなど、防衛基盤育成のため、活動してもらいたい」と訓示した。その後、在日米陸軍司令部上級在日米陸軍予備役アドバイザーのアイザックV・クロフォード中佐、同下士官アドバイザーのベリンダD・クライン上級曹長による米国予備役制度の教育が行われた。30日には、朝霞訓練場で射撃検定、陸自広報センター研修が行われ、以降31日までの間、自衛隊統合防災演習事前訓練を実施。翌9月1日に自衛隊統合防災演習に参加し、政府及び防衛庁高官の視察の中、96式装輪装甲車及び渡河ボートを使用した部隊集中訓練及び応急救護所の被災者治療訓練に参加した。最終日の2日は、体力検定、離隊式が行われた。式中、永年勤続者表彰が行われ、長官表彰2名、陸幕長表彰1名の計3名に表彰状が授与された。

 訓練に参加した予備自衛官からは、陸幕長の訓示を受け「任期満了まで一層努力する」、「身が引き締まる思いを抱き、予備自衛官としての使命と重要性を再認識した」、また自衛隊統合防災演習に関し「予備自衛官の今後のあるべき姿を自覚するとともに、災害派遣における具体的な活動のイメージを確立できた」、「予備自衛官同士の心の絆、信頼感を確立できた」などの感想が聞かれた。

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