自衛隊ニュース

都城
都城駐屯地(司令・谷雅和1陸佐)は、7月22日駐屯地で都城市鷹尾地区商工振興会が主催する「たかお夏まつり」を、約1万人の来場者を迎え共催で実施した。
祭りでは、多くの出店が軒を連ね、装備品展示、メダカすくいや射的等のちびっこ広場、お化け屋敷等の各種催しが大勢の来客で賑わいを見せた。
ステージ上では、駐屯地近隣の五十市中学校吹奏楽部と駐屯地音楽部の合同演奏を皮切りに大会会長、駐屯地司令及び来賓代表の都城市長が挨拶した後、鏡割り、乾杯を行い、演目が開始された。司会の軽快なトークで会場の雰囲気を盛り上げ、宮崎県を主に活動地域とする「ゆかちゃん、Land Cell.」の歌謡ショーで会場のボルテージは一気に上がった。
また、祭りと同時に開催したお見合いイベント「MJP(都城ジョイントパーティー)」では、主に宮崎県内から募集によって集まった女性45名と、都城駐屯地の隊員46名が交流を深め、18組のカップルが誕生した。
最後には目前で色鮮やかな花火が打ち上げられ終焉となった。4年振りに開催された祭りは、大盛況ののちに幕を閉じた。
桂
桂駐屯地(司令・吉岡正孝1陸佐)は、8月3日地域住民の駐屯地に対する親近感の醸成並びに隊員及び家族の融和団結を図ることを目的に、「桂駐屯地納涼夏祭り」を実施した。本行事は4年ぶりに駐屯地を一般開放して、地域の方々とともに隊員、家族が一体となった盆踊りを始め、部外団体による音楽演奏やダンスなど大いに盛り上がり、最後は京都市内で唯一の打ち上げ花火で締めくくった。暑い中であったが、来場者は2万1667名に上り、普段は入る機会の少ない駐屯地内で楽しい時間を過ごしたようだった。引き続き桂駐屯地は、地域との連携を大切に、これからも歩んでいく。
福知山
福知山駐屯地(司令・前野直樹1陸佐)は、8月8日に駐屯地を一般開放し、夏祭りを開催した。今年は、4年ぶりの開催であり、台風の接近により開催が危ぶまれたが、多くの人で賑わった。
野外売店が立ち並び、駐屯地はお祭りムード。楽しいアトラクションが盛りだくさんな子供広場や音楽演奏、太鼓演武のほか福知山踊りを行い、約2100名が訪れた。
子供広場では、夏祭り仕様となった資材運搬車(呼称「23式ちびっこ戦車」)がパワーアップして登場、子供たちは、乗車すると、戦車さながら〓の揺れを体感し、満面の笑顔で手を振った。乗車後には、オリジナル缶バッチを配布した。
その他のアトラクションも大人気で、お化け屋敷は行列が途絶えることなく、会場となった隊舎から子供たちの悲鳴が飛び交った。中には高校生のグループが驚いて腰を抜かすような場面もみられた。出口から出てきた子に感想を聞くと「気づいたら後ろに幽霊が……〓すごく怖かったけどおもしろかったです」。
そして、綱引き大会では大勢の子どもたちが参加、82式指揮通信車(全備重量13・6t)との対決を実施した。引き始めた当初は子供たちの力だけでは全く動かすことができなかったが大人が応援に加わり再開、協力して見事に指揮通信車を動かし勝利した。
まつりの最後には、やぐらを囲み「福知山踊り」を総踊り、「ドッコイセ~ドッコイセ~♪」の掛け声とともに会場全体が一体となり、地域の方々や家族、隊員らも大いに盛り上がった。
駐屯地をより身近に感じてもらい、地域の方々や隊員家族、子どもたちの笑顔であふれた駐屯地夏祭りとなった。
板妻
板妻駐屯地(司令・水野克輝1陸佐)は7月20日、板妻駐屯地において「令和5年度板妻駐屯地納涼祭」を開催し、夏の風物詩を満喫するとともに隊員とその家族、地域住民等の交流を深めた。
新型コロナウイルスの影響により令和元年以来4年ぶりとなった納涼祭は、多数の近隣住民、来賓、隊員家族等の参加を得て、地元御殿場市内の婦人会及び民謡会が各部・中隊と共に訓練場の中央に設けられたやぐらを囲みながら様々な音頭に合わせて踊りを楽しんだ。
納涼祭開始に先立つ挨拶において水野司令は「平素より板妻駐屯地がお世話になっております皆々様に心から感謝を申し上げるとともに、我々を支え、励ましてくれている隊員家族の皆様にも多数ご参加いただき、誠にありがとうございます」と感謝の言葉を述べ、4年ぶりの開催を祝した。
また、らっぱ隊による吹奏、銃剣道及び拳法訓練隊が武道展示を行って行事を更に盛り上げるとともに、会場の周辺には野外売店、キッズコーナーや憩いの場所を設け、子供たちをはじめ訪れた多くの来場者は夏の一時を存分に楽しんだほか、イタヅマンと今回、初お披露目となる新キャラクターイタヅマン・レディが登場し会場を沸かす等、納涼祭は大盛会のうちに終了した。
相馬原
7月26日、相馬原駐屯地(司令・吉浦健志1陸佐)は相馬原駐屯地納涼祭を実施した。4年ぶりとなる納涼祭開催についてはコロナ禍で途絶えてしまった実施要領を確認しながらの調整、作業等であった。
納涼祭当日においては、16時~20時30分の間、駐屯地を一般開放して16時からは模擬売店開店、児童を対象にしたミニゲームの実施に始まり、18時から実行本部長である業務隊長(福岡1陸佐)からの開会宣言受けて納涼祭の開始となった。
各部隊はこの日のために近隣町村及び婦人会の方々と練習を重ね、当日においては日頃鍛えた踊りの成果を存分に発揮していた。
高崎市「Hawaii Love in Gunma」によるアトラクション「フラダンス」の披露、第2部で再びの納涼踊り、フィナーレの花火と連日の猛暑を忘れることのできる充実した納涼祭となった。
北千歳
北千歳駐屯地(司令・中村雄久陸将補)は、7月23日、駐屯地において北千歳駐屯地OB会(会長・岡昭雄氏)との共催による「北部隊夏まつり」を行った。
夏まつりは、4年ぶりに開催され、第1特科団音楽隊によるオープニング演奏で始まり、千歳市の女性太鼓チーム「千舞泉美太鼓」の迫力ある演奏、その後「江差追分北優会」のお歌いの披露、千歳科学技術大学YOSAKOI部「光一天」による演舞、千歳音頭保存会による千歳音頭の披露、防衛協会女性部がお手本を示して一緒に子供踊りを踊った。参加した子供達は駐屯地曹友会から花火をもらい大変嬉しそうだった。その後は、部隊対抗踊り、北部隊夏まつり恒例である約1500個の餅まき、最後は隊員及び市民が一緒に全員踊りを行い、より一層の盛り上がりを見せ、短い時間ではあったが駐屯地隊員と地域の方々が同じ時間を共に過ごし、夏のイベントは大盛会のうちに終了した。
浴衣を着た市民や隊員家族が次々と訪れ、野外売店に列を作り飲食を楽しみ、駐屯地曹友会によるお化け屋敷及び射的に子供達が大喜びし、来場者数は約2500人にのぼった。
仙台
仙台駐屯地(司令・大野真陸将補)は、7月22日仙台駐屯地夏まつりを4年ぶりに開催した。当日は猛暑にもかかわらず約2万4000人の来場者が訪れた。
陸自お仕事フェアでは、自衛官のお仕事紹介や装備品展示、また、ちびっ子フェスティバルでは輪投げゲーム、スーパーボールすくい、射的ゲームで、元気いっぱいのちびっ子達が隊員と触れ合いながら祭りを楽しんでいた。
毎年恒例の近隣町内会長等意見交換会では、9個町内会10名が出席して、近隣町内会との更なる連携強化を図った。
まつりのメイン会場では、駐屯地カラーガード部及び仙台市のチアダンスチーム「カラフルポップ」との合同演技、子供ストリートダンスチーム「4B7C」によるダンス、みちのく仙台ORI☆姫隊によるライブで、笑顔溢れる華麗な演技と素敵な歌声で会場を魅了した。
まつりの最後は待ちに待った花火大会が実施され色とりどりの打ち上げ花火が夜空に大輪の花を咲かせるたびに観客は歓声をあげ手を叩いていた。
地域住民との信頼関係を一層深めることができたまつりとなった。