2006年11月1日 の記事
第1空挺団、米陸軍が教導訓練
連携要領や相互運用性の向上図る
関山演習場、高田・相馬原駐屯地で

ヘリコプター戦技訓練でリペリング降下した隊員が偵察行動を開始
陸上自衛隊は、平成18年度日米共同訓練(米陸軍との実動訓練)を10月16日から26日までの11日間にわたって関山演習場、高田駐屯地及び相馬原駐屯地(相馬原飛行場)で実施した。
これは、陸自と米陸軍の部隊がそれぞれの指揮系統に従い、共同して作戦を行う場合の連携要領を実行動により訓練し、相互運用性の向上を図ることを目的に実施されたもので、担任官は日本側が第1空挺団長の岡部俊哉陸将補、米側が在日米陸軍司令官のエルバートN・パーキンズ陸軍少将。
説明を聞く森陸幕長(中央右)、岡部空挺団長(中央左)
訓練実施部隊及び規模等は、陸自が第1空挺団第2普通科大隊を基幹(1コ中隊/第2普通科連隊を配属)に人員約350名、主要装備は小銃、機関銃、迫撃砲、狙撃銃など。また、米陸軍がオレゴン陸軍州兵第41歩兵旅団第2―162歩兵大隊(オレゴン州ユージン所在)を基幹に人員約240名、主要装備は小銃、機関銃、迫撃砲、狙撃銃などで、迫真の日米共同作戦が演練された。