2006年5月1日 の記事
観閲パレード、模擬戦闘、各種イベントを開催
創立32周年を祝う
<滝ケ原>
壇上の井上司令の前を精強部隊が堂々と観閲パレード
雨の中、迫真の戦闘訓練が繰り広げられた
4月16日、春雨にけぶり、桜が満開の滝ヶ原駐屯地(司令・井上敏憲1佐)で創立32周年記念行事が盛大に行われた。
午前10時、記念式典が始まり、国旗入場、国歌斉唱に続いて井上司令が車両に搭乗、整列した各部隊を順次巡閲した。井上司令は式辞の中で、滝ヶ原駐屯地の歴史、沿革について触れながら「今後とも国民の期待に応えていくこと」を強調した。
来賓祝辞、祝電披露などに続いて観閲行進が始まり、所在各部隊が壇上の井上司令に敬礼しながら堂々と行進、観客から一段と大きな拍手が送られていた。
AH1Sヘリコプターの観閲飛行に続いてオートバイドリルやヘリコプターによる救出活動が観客席前でスリリングに展開された。また、模擬戦闘訓練では全部隊が登場、戦車や高射砲の射撃など、実戦さながらの訓練を披露した。
なお、雨にもかかわらず終日、大勢の家族づれが駐屯地を訪れ、模擬売店、レンジャー体験、南極の氷などの広報展示、ミニ鉄道、豚汁配布などのアトラクションを満喫していた。
(写真=スリル満点のレンジャー体験にチビッ子も大喜び)