2007年4月15日 の記事
省移行後、初のPKO参加
ネパール国際平和協力隊が出発

家族ら多数の見送りを受け防衛省を出発する派遣隊員
自衛隊の国際平和協力業務等が本来任務化されて初めてとなるネパール国際平和協力隊軍事監視要員(石橋克伸2陸佐以下6名)が3月28日、官邸を訪れ、安倍晋三首相に出国報告した。同30日、防衛省で久間章生大臣から各々辞令が交付されたあと、儀仗広場で齋藤隆統幕長、陸海空各幕僚長をはじめ幹部職員、留守家族多数の見送りを受け、市ヶ谷台を出発、成田空港から民航機でネパールの首都カトマンズへ向け出国した。
翌31日、カトマンズに到着した一行は国連ネパール支援団(UNMIN)の他国の軍事監視要員と合流、監視活動に必要な研修を開始した。なお、今回のPKO活動は、部隊としてではなく初めて個人派遣という形をとっている。