自衛隊ニュース

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12後支隊<新町>

 第12後方支援隊(隊長・二見光俊1陸佐)は4月9日、新町駐屯地体育館において、高崎市市議会議員、自衛隊群馬地方協力本部長等、多数のご来賓、隊員ご家族を招待し、「令和5年度自衛官候補生入隊式」を挙行した。

 真新しい制服に身を包んだ22名の自衛官候補生は、代表の根岸候補生(群馬県みどり市出身)の申告に引き続き、全員で力強く宣誓を行った。続いて担任官の二見隊長が「同期の絆を深めよ」、「明るく・元気よく」の2点を要望するとともに、「自衛官として大きく成長し、将来の陸上自衛隊を担う隊員へと飛躍してくれることを祈念する」と式辞を述べた。来賓からはお祝いと激励の言葉が贈られた。

 第12音楽隊による激励演奏会も実施し入隊式に花を添えた。入隊した自衛官候補生は決意も新たにこれから3カ月にわたり、同期一丸となって教育訓練に挑んでいくことを誓った。

34普連<板妻>

 第34普通科連隊(連隊長・水野克輝1陸佐)は4月8日、板妻駐屯地において「令和5年度自衛官候補生課程入隊式」を挙行し、93名が自衛官としての第一歩を踏み出した。

 式は御殿場市長をはじめ各協力会長及び各部隊長等が臨席する中、候補生の家族約200名が参加して行われ、式では初々しい自衛官候補生が国歌斉唱、告達に続いて代表者の申告、その後、全員で服務の宣誓を力強く行った。

 その後、区隊旗の授与、執行者式辞と続き、式辞の中で水野連隊長は「今この場所に立っている事実に誇りを持ち、陸上自衛官としての自信と技能を養い、3カ月後の修了式でたくましく成長した姿をご家族にも見せられるよう頑張ってもらいたい」と激励の言葉を述べた。

 終了後は会食及び家族との時間を設け、教育隊長が家族に対して本教育間の説明等を行った。

 また候補生たちは久しぶりに会った家族に隊舎・居室を案内して記念撮影を行なうなど、時間の許す限り和やかな一時を過ごした。

3即機連<名寄>

第3即応機動連隊(連隊長・藤田明大1陸佐)の新隊員教育隊(隊長・藤井奉一2陸佐)は4月2日、春の兆しを感じる名寄駐屯地において「令和5年度自衛官候補生課程入隊式」を実施した。

 連隊が昨年3月の改編後自衛官候補生課程を担任するのは初めて。今期は18歳~31歳までの23名が入隊し、新たな門出を迎えた。

 駐屯地には、朝早くから名寄地方自衛隊協力会会長の加藤剛士氏(名寄市長)をはじめとする多くの来賓や候補生の家族が訪れた。

 入隊式で藤田1佐は「約3カ月、寝食を供にする同期は永遠の仲間であり、相互に信じ励まし助け合う同期との絆を大切にせよ」と式辞を述べ23名の入隊を祝福した。

 最後に候補生23名を代表して掛田遼星候補生が「教育が終わるころには自衛官として成長した姿をご来賓、家族に見せることができるよう頑張っていく」と謝辞を述べた。

 候補生たちはこれから同期との絆を深め、3カ月後には立派な自衛官として国民の負託に応えうるよう日々訓練に励んでいく。

10即機連<滝川>

 第10即応機動連隊(連隊長・松井貴仁1陸佐)は4月2日、滝川駐屯地において、令和5年度自衛官候補生課程入隊式を挙行した。

 入隊式は自衛隊協力関係諸団体、駐屯地モニター、家族の方々が見守るなか厳粛に執り行われた。

 担任官である松井連隊長は、17名の自衛官候補生に対し、「自衛官としての誇りを持て」、「仲間との絆を構築せよ」の2点を要望するとともに、「教育隊は、諸官達が立派な自衛官、信頼できる仲間になれるよう全力で教え導いて行くので安心してついてきてもらいたい」と激励した。

 また、来賓を代表し、前田滝川市長から自衛官候補生に対し、激励の言葉が贈られた。

 これから約3カ月間の教育訓練を通じ、立派な自衛官と成長するべく、清々しい一歩を踏み出した。

8高時群<青野原>

 第8高射特科群(群長・栗田千寿1陸佐)は4月初旬、駐屯地体育館において「令和5年度自衛官候補生課程入隊式」を挙行した。

 式には来賓として近隣の市町長はじめ、各防衛協会会長、近隣地区の家族会会長等が参列し、温かい祝福を受けた20名の自衛官候補生は、緊張した面持ちで式に臨んだ。自候生代表が申告した後、全員で宣誓。任命されると会場に大きな声が響いた。

 執行者の栗田1佐は式辞で、「信じよ」、「身につけよ」の2点を要望するとともに、「地域の皆さん、国民の皆さんへの感謝の気持ちを忘れないでもらいたい。君たちが地域の皆さまに見守られつつ、そして国民の負託に確かに応え得る自衛官となれるよう、成長を大いに期待し、式辞とする」と述べ、激励の言葉を贈った。

 自候生はこれから約3カ月間、訓練及び駐屯地における生活を通じて、陸上自衛官としての知識・技能を修得するとともに、同期と絆を深め、体力・気力及び社会人として必要な資質についても学んでいく。

20普連<神町>

名誉と責任を自覚

 第20普通科連隊(連隊長=荒木貴志1陸佐)は4月2日、駐屯地体育館において「令和5年度自衛官候補生入隊式」を挙行し、黄木修治・山形県自衛隊家族会会長、小嶋信一・翔山会会長、村山勝明・連隊OB会会長の3名にご臨席いただいたほか、駐屯各部隊長及びご家族の参列を賜り、20名の自衛官候補生の入隊を祝した。

 式典では、国家吹奏の後、区隊長から候補生一人一人の名前が呼び上げられ、大きくはつらつとした返事で応え起立し、全員が立ち上がった後に「任命」が行われた。その後、第1区隊1班・水谷峻候補生(愛知県出身)が代表となり、「申告」、引き続き「宣誓」を行った。宣誓では「自衛官候補生たる名誉と責任を自覚し、必要な知識及び技能の修得に励むことを誓います」と若く力強い声が式場に響き渡り、立派な自衛官を目指す決意を表明した。

 執行者の荒木連隊長は式辞で「初志貫徹」、「基本・基礎の修得」、「同期の絆を大切にせよ」の3点を要望し、「これからの陸上自衛隊の一翼を担う立派な自衛官になってもらいたい」と期待を述べた。

 式終了後には、ご家族との記念撮影の時間が設けられ、和気あいあいとした雰囲気の中で写真撮影を楽しんだほか、着隊から入隊式までの約1週間の様子や、これからの訓練予定などを笑顔で報告していた。

 20名の候補生たちは、育隊長(副連隊長・向田2佐)を核心とし、約14週間にわたり自衛官として共通の基盤となる資質・識能を修得するため、同期とともに教育に励んでいく。

2普連<高田>

 第2普通科連隊(連隊長・小段雄三1陸佐)は新緑が芽生え始めた4月9日、高田駐屯地体育館において「令和5年度自衛官候補生課程入隊式」を挙行した。

 入隊式は、中川幹太上越市長をはじめ来賓、隊員家族の参列を得て厳粛に執り行われた。本年度は21名が入隊し、緊張感漂う中、一人一人の名前が読み上げられ自衛官候補生を命ぜられ、最後は全員が声を合わせ決意を胸に宣誓を行った。

 小段連隊長は「陸上自衛隊という国防の職業を選択してくれた諸君を後輩として迎えることに歓びを感じるとともに、敬意を表する」と述べ、「国防の職務に誇りをもて」、「日々成長せよ」、「同期として団結せよ」を要望し、式辞とした。

19普連<福岡>

 第19普通科連隊(連隊長・足達好正1陸佐)は4月8日、福岡駐屯地体育館において、令和5年度一般陸曹候補生課程教育入隊式を挙行した。

 本式は福岡駐屯地近隣市長をはじめ部内外多数の来賓及び新隊員家族160名が参加して、盛大に実施した。志高く入隊した18歳から32歳の一般陸曹候補生113名は、緊張の面持ちで式に臨んでいた。

 足達連隊長は式辞で第1に「挑戦」、「諸官の努力次第で苦労の壁を乗り越え、打ち破ることもできる。苦労が諸官を鍛え上げ、磨きあげ、本物にする」、第2に「若さを浪費するな」、「諸官の人生の価値は、若々しい今を、どう過ごすかによって決定されるといっても過言ではない」、第3に「生涯の絆を結べ」、「同期と一緒に苦難を一つ一つ乗り越えながらお互いに強い絆を結ぶことになるはずである」と3点を要望した。

 続いて、井本宗司・大野城市長、楠田大蔵・大宰府市長、佐々木康広・春日市副市長が心温まる激励の言葉を述べた。

 一般陸曹候補生は初々しくかつはつらつとした態度で、声高らかに申告と宣誓を行い、自衛官としての第一歩を踏み出した。

24普連<えびの>

新たな一歩を踏み出す

 第24普通科連隊(連隊長・大江良治1陸佐)は4月9日、雄大な霧島連山をバックに「令和5年度一般陸曹候補生課程入隊式」を挙行した。

 九州管内(熊本・大分・宮崎)からの高い志を持った84名の一般陸曹候補生が、国防の砦の一員となるため自衛官としての第一歩を踏み出した。

 式では、えびの市出身の原田2陸士が代表を務め、力強い申告の後、新隊員全員で宣誓を行った。

 大江連隊長は入隊した一般陸曹候補生に対し「一般陸曹候補生としての自覚と誇りを持て」、「同期との絆を大切にせよ」の2点を要望した。

 参列した家族からのメッセージカードのコメントには「家族全員で応援してるよ!頑張れ!」、「体に気をつけて」、「おにいちゃん休みは帰って来てね」と思いが寄せられていた。

入隊式 各地で挙行
「誇りをもて」「団結せよ」

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