2010年10月15日 の記事
初の写真コンテスト
全自陸上競技会で
応募作品43点から各賞選ぶ
9月8日、朝霞駐屯地自衛隊体育学校で開催された第14回全自衛隊陸上競技大会の中で行われた写真コンテストの結果、43点の応募作がありその中から厳正に審査した結果、金賞には荒谷道郎技官(通信学校)、銀賞には町田康行1陸曹(中央即応連隊)が選ばれた。
また、それ以外の佳作には河合秀紀3陸曹(第10通信大隊)、大島章陸曹長(第1教育団)、清水卓貴2陸曹(第1通信大隊)、槇野剛3陸曹(第10通信大隊)、村松寿樹1陸曹(第2普通科連隊)、坂口俊3陸曹(第36普通科連隊)、鈴木康平3陸曹(東部方面通信群)が選ばれた。
選者のJOCオフィシャルフォトチーム水谷豊氏(アフロ・スポーツ)は、金賞作品については「大会当日の豪雨の様子が見事に表現されています。あの日の状況を『伝える』という意味でも非常に分かりやすい1枚だと思います。ただ、もっとコントラストをつけてプリントすればさらに良くなると思います」とのことであり、銀賞作品については「いわゆる『流し撮り』という手法です。少しシャッタースピードを遅くすることで跳躍感を出しつつ選手の表情をしっかり捉えています。非常に完成度の高い1枚です」と評価した。
写真コンテストは、初めての試みだったが非常にレベルの高い作品が集まり、作品を見るだけで全自衛隊陸上競技大会への関心を呼び起こすことのできる力強いものも多く、この事業を通じた体育振興の目的を達成した。選ばれた作品は自衛隊体育学校校内および陸上自衛隊広報センターで展示する予定。