自衛隊ニュース

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東日本大震災隊員へ
激励メッセージ届く

防衛省

 東日本大震災発生から約1週間が過ぎた3月20日前後から、防衛省あてに国民から自衛隊に向けた直筆の激励メッセージが届くようになった。

 メッセージは、日本国内のみならず、アメリカからのエアメールも寄せられ、電子メールによるメッセージを含めると、この1ヵ月間で1000件以上にものぼっている。その中には、子供の直筆のものや自衛隊の活動の様子を描いた絵を送ってくれたものもあった。

 当初は、これらのメッセージを内局広報課で大切に保管していたが、次第にその数も増えてきたこともあり、一人でも多くの人の目に触れて欲しいとの思いから、寄せられたメッセージを広報課外の掲示板に掲示することになった。

 内局広報課では「今後は、このような国民からの暖かいメッセージを、現地で懸命な活動に従事している隊員へはもちろん、その活動を陰ながら支えてくれている全国の各部隊及び隊員のご家族へも伝えていきたい」としている。


政府「壁新聞」に自衛官登場

〈東日本大震災避難者のために〉
魚住3陸佐(医官)が健康アドバイス

 4月15日発行の政府「壁新聞」に魚住洋一3陸佐(第10師団)編集による健康アドバイスが掲載された。

 政府「壁新聞」は自衛隊各部隊の協力を得つつ避難所に配布されているもので、魚住3佐は宮城、岩手、福島の3県に災害派遣されている各師団・旅団医務官等の意見を取りまとめ、被災地を実際に巡回診療している自衛隊医官の立場から重要と感じる避難者のための健康アドバイスを伝えた。

 魚住3陸佐は「少しでも被災者の皆様のお役に立てれば幸い」と語っている。

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