自衛隊ニュース

防衛省・自衛隊HPデザインを刷新
見やすさ・使いやすさ向上で効率的に情報を発信
このたび、防衛省・自衛隊ホームページのデザインが刷新された。平成8年に公開された当ホームページは、平成22年の刷新をベースに繰り返し改善を重ねてきたが、今回は「デザイン・構成が利用者視点とは言えない」「検索機能が業務利用に際して使いづらい」といった課題を克服するため大幅な刷新を行った。改善点は大きく3つ。
(1)見やすさの向上↓カテゴリの整理・分割を行い目的のページを見つけやすくする
(2)使いやすさの向上↓利用者の利便性を考慮した機能改修
(3)トップページデザインの変更↓メッセージ性や余裕を持ったデザインにするとともにスマートフォンでの見やすさに配慮
例えば(1)では、カテゴリの並びは防衛白書を参考に変更。また、それまで様々な内容が混在していた「防衛省の取組」から、「防衛政策」と「わが国を取り巻く安全保障環境」を分離して上位カテゴリに引き上げる等してわかりやすくした。(2)では検索機能に詳細検索や検索補助として注目のキーワードが追加され利便性が向上している。
【防衛省・自衛隊ホームページ】https://www.mod.go.jp/
徳教空群
1月6日、海上自衛隊徳島教育航空群(群司令・町島敏幸1海佐)は、初訓練を実施した。訓練に先立ち、徳島県隊友会会員、基地モニターが見守るなか、整列した隊員約200名に対し、群司令が年頭訓示を実施。その後、第202教育航空隊司令(増田淳1海佐)及び徳島航空基地隊司令(田畠直人1海佐)による群司令への開始報告が行われ、令和5年初訓練を実施した。
当日は基地周辺の天候にも恵まれ、TC90型航空機3機による編隊飛行訓練、救難消防車2台による放水訓練及び事故機からの救助訓練を実施した。TC90は、徳島飛行場、徳島市街地、鳴門大橋などの上空を約1時間かけて飛行し、第24航空隊が所在する小松島航空基地と無線を使用した賀詞交換を行った。
初訓練の実施により、各隊員は今年一年の航空地上安全に対する誓いを新たにした。また、初訓練は、地元マスメディアにも公開し、訓練の様子がテレビや新聞に取り上げられたほか、航空雑誌にも掲載される予定である。
24空隊
1月6日、海上自衛隊第24航空隊(司令・和田和起1海佐=小松島)は、令和5年の初訓練を行った。約300名の隊員を前に、和田司令による初飛行訓練及び初航海訓練開始の令に対し、一斉に航空機及び支援船に乗り込み各訓練を開始した。SH60J×3機による飛行訓練及び支援船YF2145による航海訓練で令和5年の幕を開けた。
和田司令は編隊長機に搭乗し、本訓練を視察。SH60J×3機編隊は、うず潮で有名な鳴門海峡に架かる大鳴門橋、国生み神話ゆかりの地と語り継がれる兵庫県南あわじ市の沼島(ぬしま)近傍を飛行した。
初訓練を終え、隊員は厳格な飛行運航規律の維持及び技量向上への誓いを新たにした。
3師団
第3師団司令部(師団長・荒井正芳陸将=千僧)は、1月10日、千僧駐屯地(兵庫県伊丹市)において新年の隊務開始に先立ち、年始行事を実施した。
師団長年頭の辞に続き、各部署の主要幹部が新年の目標を述べた後、達磨の目入れと勝ちどきを実施した。
師団長は年頭の辞において「統率方針である『任務必成』『強い部隊の育成』を自分自身に言い聞かせつつ、諸官とともに強い第3師団を作れるよう精励していく」と述べた。
また、師団の隷下各部隊も同様に、それぞれ年始行事を行い、第3師団の令和5年が始動した。