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(防衛ホーム英語教室)

I'll get the door!

アイル ゲット ザ ドーア

ドアーあけますよ!


 Hi! How are you doing? 皆さん、お元気でしょうか。関東地方も冷え込んできました。初雪も降り、都会の交通網の弱さが露見しています。北国の人には想像できないでしょうね。一面真っ白な雪景色、静まり返った中に、自然の音がかすかに聞こえてくる。都会の喧噪では想像ができないことです。受験生にとっては、これからが本番です。健康に気を付けて最後の追い込みに気を入れてください。努力はかならず報われます。


 さて、今回の表現は、"I'll get the door!"「ドアーあけますよ!(ドアー閉めますよ)」です。店舗のドアーの前で、荷物を両手に抱えたご婦人や、ベビーカーを引いたお母さんに手を貸す時の表現です。ドアーを開ける時も、閉める時も両方の場合で使えます。咄嗟に、ドアーを開ける、閉めるを表現するのは、難しいものです。Get the doorを使えば、開閉の動作を一言で表現できて便利です。ドアーをどうにかするときに、getで表現する。なかなかクールです。英語の表現が出てこないことで、手助けするチャンスを見逃すのも残念ですからね。これからは、この表現で大丈夫です。


 関東も雪が降り、冬本番です。北国の冬には比較ができませんが、凛とした冷気は、心を引き締めてくれます。春に向けて、目標を設定して努力をするいい時期ですね。受験生だけではなく、人生の質を向上させるために、何かに挑戦していくことは大切ですね。

 そろそろインフルエンザが猛威をふるいはじめます。外出後のうがい、手洗いを習慣にして、風邪を予防したいものです。ストレスの少ない、陽気な生活を送りたいですね。それでは、皆さん。See ya!

防衛ホーム俳句コーナー

トロ箱の形に鮟鱇糶を待つ   榎 利美

青春を異にす夫と青き踏む   大谷弥栄

師の郷に入りし田畑の草青む   富岡めぐみ

野良猫の影さへ見せぬこの寒さ   上村公代

牛舍より落語の聞こゆ桑解かれ   川端初枝

一湾を隔てて雪の残る山   鈴木余汐

歳時記の数ある棚の春埃   竹内 宗

風向の変り畦火の焔上げ   三根香南

薄氷の吹かれて岸を離れけり   黒木 豊

富士塚に神鼓の響き冴返る   制野和子

囲はれてその中だけの福寿草   中尾惠美子

児を叱る目の笑ひゐる春の庭   内井紀代子

寝床より手順を教へ卵酒    古賀芳川

寒明の岸壁を打ち船の着く   勝又哲子

悴める指折り数へ句を詠みし   江田 翼

庭園の墨絵の如き雪景色   栗原 勝

   選 者 吟

口開けの若布干場の梅固し   成川雅夫

(「栃の芽」誌提供)


 「栃の芽」誌をご希望の方は〈栃の芽会連絡先=畠中草史氏 TEL 042・796・0961〉へご連絡下さい。


スポーツよもやま話
根岸直樹

改めて「我流」宣言!

石川が早くも挑戦開始

目指せマスターズ優勝

 石川遼(20)=パナソニック=の今季の目標は「周囲に流されることなく、オリジナリティにこだわってやっていきたい」ということだそうだ。1月、ホノルルで行われた緒戦のソニーオープンは、いきなり予選落ちしてしまったが、改めて「我流」宣言だ。昨季初の未勝利に終わったときも「ここからが本当の挑戦」と言い残しての渡米だった。石川は、早くも4月のマスターズに向けて挑戦を開始したのだ。

 新年を迎えたとき、石川の脳裏に浮かんだのが、尊敬する大先輩、世界のホームラン王・王貞治氏(71)=ソフトバンク球団会長=のひと言。「自分がいま、こうだと思っていることを信じてやるしかない。その道は一本道でも平坦でもなく、右に左に曲がりくねっているかもしれないが、自分を信じて突き進めばいい」だった。

 小学校の卒業作文に「20歳でゴルフの最高峰・マスターズに優勝すること」と書いた石川のこれまでの人生は、山も多いが、谷に落ちかけることも多かった。特に昨季は、賞金ランクこそ3位だったが未勝利。 それでも石川は「マスターズに勝つ」ことを目標に走り続ける。

 「ボクの夢だからです。4月までに何としても仕上げていく。今まで、壁を乗り越えていくことはすごく難しいことだと思っていた。この壁は、どのくらいの高さがあるのだろうというのが09、10年だったとしたら、去年はその高さが分かった年だと思う。ことしは海外でも2度、3度と優勝争いをしていきたい」。

 昨年末、沖縄で行われた第一生命L1グランプリが6位に終わった後"飛ばし屋"の先輩・山崎泰宏(42)に弟子入りして、自己最高となる403・4ヤード飛ばした。「いいヒントを沢山もらった。ことしは自分なりのやり方で、アイアンも内容がずっとよくなってきている。マスターズまでの海外6試合で完全に仕上げ、皆さんに"やるじゃないか"と言ってもらいたい」とも言っている。

 一時、髪を帽子から飛び出すほど思いっ切り伸ばしてみたり、恋人の存在がスポーツ紙で大騒ぎされたりしたが「ゴルフが先」と気持ちを切り替え「前向きに試合をこなしていく」と約束もした。

 「まずは、各選手が"まだ春先だから…"と楽観している間に、パッといきたい。どちらかというとボクは目立ちたがり屋ですから、他の選手やファンにせん望の目で見られるようだったらしめたものだ」。

 2016年のリオデジャネイロ五輪で、ゴルフ競技が112年ぶりに復活するという。そのとき石川は23歳。油の乗り切る頃だ。

 蛇足だが、いまゴルフバッグにぶら下がっているキーホルダーは、石川が東北大震災の慰問で訪れた石巻・門脇小学校の生徒が「親友になった"遼ちゃん"」のために、修学旅行の小遣いを出し合って買ったプレゼントだそうだ。バーディ1回10万円の「復興義援基金」は、今季も続けるはず。石川のあたたかい気持ちを物語るいい話として、付記しておきたい。

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