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創立53周年祝う
東部方面隊
「プレ観閲式」の意味合いも

 東部方面隊創立53周年記念行事が10月28日、朝霞訓練場で盛大に開催された。本年度の記念行事は、来年度(平成25年度)に自衛隊記念日観閲式が予定されており、「プレ観閲式」の意味も含めて実施された。

 午前10時すぎ、多数の来賓、一般市民が見守る中、観閲部隊が順次入場、整列した。次いで観閲官の渡部悦和東方総監が臨場、儀<INLINE NAME="画像枠" COPY=OFF>隊による栄誉礼を受けた。

 国旗掲揚に続いて、渡部総監が車両に搭乗、整列した観閲部隊を順次巡閲した。渡部総監は訓辞の中で、日本を取り巻く世界情勢の変化や自然災害への備えについて触れながら隊員に対して「進化し続ける強靱な東部方面隊を実現し、与えられた任務を完遂するよう」、また「自らを厳しく律し、有事に真に活躍できる隊員になるよう」、そして「錬磨無限、訓練に訓練を重ね、日本の最後の砦となるよう」強調した。

 引き続き、観閲パレードが始まり、徒歩部隊(人員約1350名)を先頭に、飛行部隊(約25機)、車両部隊(約150両)が一糸乱れぬ精強さを披露、観衆から大きな拍手を浴びていた。

 また、会場内では装備品展示や音楽演奏なども催され、終日、家族づれで賑わっていた。