2024年4月15日 の記事
システム通信・サイバー学校
通信学校を改編
3月31日、久里浜駐屯地(神奈川県横須賀市)で陸上自衛隊システム通信・サイバー学校(学校長・奈良岡信一陸将補)の改編行事が、木原稔防衛大臣をはじめ部内外の多くの来賓を迎えて盛大に執り行われた。同21日、陸上自衛隊通信学校を改編し、「サイバー教育部」を新設。喫緊の課題であるサイバー防衛力強化のため、高い専門性を有する人材育成の中核を担う。木原防衛大臣は約150人の学校職員を前に「サイバーセキュリティ体制の強化は待った無しの課題と言えます」と強調。横須賀には防衛大学校や高等工科学校といった教育機関、民間の研究機関が集まっており、「土地柄を活かして連携をさらに深め、サイバー防衛能力の強化に繋げてください」と訓示した。自衛隊はサイバー関連部隊の拡充を目指している。今後、人員を6年度末に2,410名、7年度末に現在の約2倍となる約4,000名に増員する予定だ。
(6面に部隊新改編記事)