自衛隊ニュース

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3自発足70周年 
音楽まつり 音‐そこにある共鳴‐

音楽まつり 共演する歌姫(左から清水1空士、三宅2海曹、鶫3陸曹)

最終章で共演する歌姫(左から清水1空士、三宅2海曹、鶫3陸曹)


 11月14日と15日、防衛省・自衛隊発足70周年を記念した「令和6年度自衛隊音楽まつり‐音 そこにある共鳴‐」が、東京都千代田区の日本武道館で開催され、リハーサル公演を含む全6回公演で約2万5000人の来場者を魅了した。

 陸海空自衛隊音楽隊による「サークルオブライフ」で静かに幕が上がる。国家斉唱を挟み、そこから各出演部隊が約2時間・全5章で圧巻のマーチング等を披露した。第2章では日米音楽隊が共演、ラヴェルの「ボレロ」で時代とともに強固になる日米同盟を力強い演奏で表現した。ゲストバンドは今年外交関係樹立70周年を迎えたヨルダン軍の軍楽隊が初出場。航空中央音楽隊では今年4月に入隊したばかりの清水万里子1空士が澄み渡るソプラノを響かせた。今回は趣向を凝らし、公演ごとにリクエスト曲を募集したり、スマートフォンのライトで幻想的な演出をしたりと、観客も一緒に楽しめるようにした。また、記憶に新しいパリ五輪の自衛官メダリスト3名が登場して会場を沸かせた。