2015年8月1日 の記事
27JXRで隊友会と連携訓練
東京地本(本部長・竹本竜司陸将補)は、6月29日、27JXRにおいて実施された災害情報伝達訓練の枠組みを活用し、公益社団法人隊友会東京都隊友会(会長・直海康寛氏)との連携訓練を実施した。
本訓練は、平成24年3月16日に東京都隊友会と東京地本との間で締結された「大規模震災発生における公益社団法人隊友会東京都隊友会の自衛隊東京地方協力本部に対する協力に関する協定」に基づき、連携の強化と災害対処能力の向上を目的としている。
訓練当日は、地本本部から隊友会会員の携帯電話へ「午前10時13分、東京都23区震度7」を一斉にメール送信して状況が開始された。平日にも関わらず22名の隊友会会員から、それぞれの所在する地域において撮影された周辺の道路や橋梁の状況等24件の情報を受信した。提供された情報は速やかに地本本部から方面総監部に報告され、発災当初における被害情報等収集に寄与する事が出来た。
参加した隊友会会員からは、「非常に有意義な訓練であり、機会があればまた参加したい。OBとしてこのような形で自衛隊に貢献出来て嬉しい」とのご意見を多数頂いた。
東京地本は「今後もこのような機会を捉え、相互の連携強化を図り、防衛基盤の醸成を図っていく」としている。