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陸・空自の1400人災派

能登半島豪雨

「全力を挙げて対応」

 9月21日の午前中から北陸地方を中心に記録的な大雨が降り、1月の地震災害から復興を目指す石川県能登半島では、河川の氾濫、浸水被害、土砂崩れ等の被害に見舞われた。

 9月21日10時50分、気象庁は、警戒レベルが最大の「大雨特別警報」を石川県に対して発表。同日11時18分に陸上自衛隊第14普通科連隊長(野田哲徳1陸佐=金沢)は、石川県知事からの輪島市等における豪雨のための人命捜索救助活動に係る災害派遣要請を受理した。現在、陸自空自が約1,400名態勢で輪島市、珠洲市、能登町で懸命な活動にあたっている。21日の臨時会見で木原稔大臣は「引き続き全力を挙げて対応していく」と述べた。【活動実績】人命救助62名、情報収集(航空機及び地上部隊)、給水支援約34t、物資輸送8.5t(糧食、飲料水、携帯トイレ、衛生用品等)、道路啓開約1,000m(国道249号と県道52号等) ※9月24日時点