2024年1月15日 の記事
鹿屋航空基地が整斉初訓練飛行
東シナ海や南西諸島の警戒・監視を担う鹿児島県の海上自衛隊鹿屋基地において1月9日、「令和6年鹿屋航空基地初訓練飛行」が実施された。それに先立ち、海上自衛隊第1航空群司令 大西哲 海将補から年頭訓示があり「我が国を含む国際社会は深刻な挑戦を受け、新たな危機に突入している。不測事態にしっかりと対応できる準備を整え、必要な練度を培うとともに、各種情報収集に努め、常に全力発揮が可能な態勢を維持する必要がある」などと述べた。また、2日に生起した航空機事故にも触れ「同じく航空機の運航に携わる鹿屋航空基地の隊員として改めて基本事項の徹底を図り、航空安全に万全を期する所存です」などと挨拶をした。その後、「かかれ」の号令により、航空機へと走り寄る搭乗員ら。地上で手を振る隊員たちに見守られながらP-1哨戒機・TH-135・SH-60各3機ずつが滑走路をゆっくりと進み、大空へ向け飛び立って行った。