2017年8月15日 の記事
小野寺新防衛大臣が着任
8月3日、第3次安倍第3次改造内閣が発足したことに伴い、新防衛大臣に小野寺五典衆議院議員(宮城6区・当選6回・57歳)が就任した。小野寺新大臣は、政権復帰直後の第2次安倍内閣で、平成24年12月から約1年8ヵ月間防衛大臣を務めており、約3年振り2回目の再登板となる。防衛副大臣には、山本ともひろ衆議院議員(神奈川4区・42歳)、防衛大臣政務官には、福田達夫衆議院議員(群馬4区・50歳)、大野敬太郎衆議院議員(香川3区・48歳)が就任した。
栄誉礼を受けた小野寺新大臣は、市ヶ谷勤務の防衛省職員約400名が待つ講堂で着任式に臨んだ。
訓示では、安倍晋三内閣総理大臣からの9つの指示を踏まえ、「現下の厳しい安全保障環境に対応した防衛力の強化」「日米同盟の強化」「安全保障協力の推進のための取組」「平和安全法制に基づく活動の着実な実施」の4つの課題について所見を述べた。また、南スーダン派遣施設隊の日報問題に関して、国民の信頼回復のために抜本的な対策を講じ、再発防止を徹底して行うと述べた。
小野寺大臣は前回就任時に国内外の多くの部隊を視察した。その時接した隊員たちの事をはっきりと覚えていると述べ、「防衛省・自衛隊に与えられた任務は、これら全ての自衛隊員すなわち自衛官・事務官・技官・教官等様々な職種の隊員が、一致団結し心をひとつにして取り組むことによって、初めて成し遂げられることです。私は自衛隊の最高指揮官たる安倍内閣総理大臣の指示監督のもと、常に隊員諸君の先頭に立ち、諸君らとともに国民の命と平和を守る重大な職務にあたることをここに誓います」と力強く決意を述べた。