2017年4月1日 の記事
主力輸送機C-2美保基地に配備
歓迎の放水アーチをくぐる Cー2
C-2初配備機出迎えセレモニーが、3月28日午前11時、美保基地(司令・北村靖二1空佐)において基地所属隊員及び基地協力団体総出で行われた。10時50分、初配備機の姿が見えると「お~~」という声と拍手が一斉に沸き上がった。着陸し、放水アーチをくぐり、全長43.9m全幅44.4m全高14.2mの大きな機体をゆっくりと定位置に着けた203号機と204号機。1月に新設された格納庫の前で、北村司令に乗組員より空輸完了報告を行った。3月27日に防衛装備庁がC-1輸送機の次期輸送機であるXC-2の16年間に亘る開発を完了したと発表し、これによりC-2の配備が可能になったため、岐阜基地にある飛行開発実験団より3機(205号機は午後4時半に着陸)がこの日に配備された。自衛隊の大規模な輸送、展開能力を確保することが出来るようになった。
20年度までに10機のC-2が美保基地に配備される予定。「C-2輸送機美保基地配備記念行事」は3月30日に行われる。