2018年1月1日 の記事
自信と誇りを持って真に機能する航空自衛隊目指せ
12月20日、第35代航空幕僚長に丸茂吉成空将が着任した。
儀仗広場に現れた丸茂新空幕長は、栄誉礼・儀仗を受けた後、A棟講堂に場所を移し、着任式に臨んだ。市ヶ谷勤務の職員ら約220名を前に「この重責を果たすべく、全身全霊を持って与えられた職務に臨む覚悟である」と決意を述べた丸茂空幕長は、「我々は今後も航空自衛隊のさらなる精強化を図り、またこの組織が有する良き伝統、気風を未来へ継承していかなければならない。これからも我が国の平和と安全、国民の生命と財産を守り、その付託に応えるためにも、国内外の情勢、時代の変化に柔軟に適応しつつ、任務が完遂できる精強な存在でなければならない」と続け、「各隊員は各級指揮官を核心として一致団結、部隊の精強化に努め、自身と誇りを持って真に機能する航空自衛隊を目指し職務の完遂に努めよ」と要望した。
丸茂空幕長は、昭和58年防大27期卒業後、航空自衛隊に入隊。平成26年8月に空将に昇任後は、西部航空方面隊司令官、航空幕僚副長を歴任し今年12月から現職。