2019年12月1日 の記事
第100期一般幹部候補生課程
(防大・一般大等出身)
集大成となる総合訓練
陸上自衛隊幹部候補生学校(学校長・藤岡史生陸将補)は、11月10日から11月14日までの間、第100期一般幹部候補生(防大・一般大等出身)課程の集大成として総合訓練を行った。訓練の開始にあたり、統裁官(学生隊長・立山1陸佐)から「指揮の要訣を現地現物で具現せよ」「戦闘員としてのやるべき事を確実に実行せよ」との要望事項が示された。360名の候補生は、入校時から積み上げてきた体力・気力、小部隊の指揮能力及び戦術能力を最大限に発揮して任務を完遂する決意で臨んだ。秋晴れの中、協力団体の方々や園児らから激励を受けつつ100kmを佐賀県小城市から2昼夜をかけ徒歩行進し、大野原演習場に到着し、その後直ちに集結地を占領、敵陣地を偵察し、翌早朝に攻撃を開始して、敵部隊を撃破して任務を完遂した。
候補生達は、来年1月24日に全ての教育を修了し、それぞれの部隊において幹部としての第1歩を歩みだすこととなる。