2019年8月15日 の記事
エスパー米国防長官と会談
日米防衛協力さらに推進
8月7日、岩屋毅防衛大臣は、マーク・T・エスパー米国防長官と防衛省で会談を行った。地域情勢、日米防衛協力、在日米軍等について約70分間にわたり意見交換が行われ、日米同盟の強化を一層推進することで一致した。エスパー長官の訪日は、先月23日に国防長官に就任して以来初めて。
会談では、北朝鮮問題に関して、国連安保理決議の完全な履行を確保することが重要との認識で一致。在韓米軍を含む、地域の米軍による抑止力が重要であると確認した。中東情勢については、「原油の安定確保、米国およびイランとの関係等様々な角度から検討して、政府全体として総合的に判断したい」旨が岩屋大臣からエスパー長官に伝えられた。日米防衛協力においては両国の戦略文書が整合しており、双方が行う取り組みについて緊密に連携することで一致した。普天間飛行場の辺野古への移設については、普天間飛行場の継続的な使用を回避する唯一の解決策だとあらためて確認した。