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初級陸曹特技課程
「准看護師」行動訓練

5時非常呼集25kmを踏破

 自衛隊札幌病院(病院長・大鹿芳郎陸将)は6月21日、初級陸曹特技課程「准看護師」の第43期及び第44期学生名に対して、行進能力、気力・知力・体力及び団結力の向上を図ることを目的として、行進訓練を実施した。

 本訓練は午前5時の非常呼集で開始し、学生は北海道大演習場島松地区廠舎跡から約25km先の同真駒内射場地区すすき台を目指した。

 第44期学生は患者役を交代しながら各種地形に応じた搬送及び安全に留意して、担架搬送を実施した。

 第43期学生は、各種地形に応じた通過要領並びに敵及び航空攻撃等の対処要領について演練しつつ、最後の3kmをハイポート行進し、攻撃準備地域のすすき台に到着した。その後、攻撃目標のすすき台北側の敵に対して小銃分隊による攻撃を行い、一人の脱落者もなく訓練を無事に終了した。

 なお、第43期学生は、本訓練で得た自信と教訓を胸に、第1陸曹教育隊(7月2日から9月20日まで)及び女性自衛官教育隊(7月8日から9月27日まで)にそれぞれ入校する。