自衛隊ニュース

ゲッキーのイラスト

ひと足早い春の訪れ

北千歳

 平成31年1月29日、福岡県の大宰府天満宮から「梅の親善使節」が、北千歳駐屯地(司令・片岡義博陸将補)に来訪した。

 梅の親善使節の来道は、1956年の日本航空の新千歳-福岡便の就航を記念して始まり今年で63回目、北千歳駐屯地への来訪は昭和54年以降、今年で41回目を迎える。

 天満宮の禰宜(ねぎ)、権禰宜(ごんねぎ)、巫女、JAL千歳空港支店の担当者を合わせた総勢7名からなる使節団から、今にも花が咲きそうな紅梅及び白梅の2鉢と大宰府天満宮職員による手作り梅干の贈呈を受け、お礼に北千歳駐屯地自慢の干支の羽子板を手渡した。

 懇談の中で司令は、「何十年にも渡り駐屯地に春を届けて頂きありがとうございます。昨年頂いた梅の木も大きくなりました。今年も花が咲くのを楽しみにしています」と述べた。

 寄贈された梅は、甘い香りを司令室一杯に漂わせ北千歳駐屯地にひと足早い春の訪れを告げた。