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ー大空とその先へー
航空自衛隊70周年記念式典

4月25日、防衛省講堂において「航空自衛隊70周年記念式典」が行われた。式典には防衛大臣をはじめ防衛省・自衛隊の高級幹部、JAXA理事長、各国駐在武官等を来賓として迎え、航空自衛隊主要部隊の指揮官や東京近郊部隊の幹部らが参列した。冒頭、約300名の参列者は1954年の創設以来の殉職隊員437柱と、先般の海自ヘリ衝突事故の犠牲者に対して黙祷を捧げた。
 式辞で内倉浩昭航空幕僚長は70年の歴史を振り返り、「航空自衛隊はその時代時代において求められる役割を果たしてきた」と述べ、「今後宇宙領域における作戦を航空作戦と並び立つ主要な任務と位置づけ、『航空自衛隊』という名称を『航空宇宙自衛隊』と改称することを予定している。その名に相応しい組織となれるよう引き続き『空の守り』と『宇宙空間の安定利用』に寄与する任務を実直に遂行していく」と誓った。木原稔防衛大臣も訓示で「諸官の日々の努力が新たな航空自衛隊の歴史を刻んでいく」と激励した(18面に関連記事)。

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