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自衛隊ニュース   1076号 (2022年6月1日発行)
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機略縦横(35)
第5旅団最先任上級曹長 准陸尉 吉村早男
「リーダーシップ」と「マネジメント」

 リーダーシップについて、書籍、動画等で調べていると「マネジメント」という言葉を目にしました。
 聞き慣れない言葉ではありましたが、リーダーシップ同様、我々にとって必要なスキルの一つであると共感しました。
 リーダーシップとは、「模範を示し、部下を善導する」等、解釈は様々ですが、私が精神教育等で簡単に次のように説明しています。
 「リーダーシップとは、隊員たちが向かう方向とは違う方向に強制力をもって向かわせ、そこで感謝される事」
 すなわち「ゴールを指し示す事」と解釈し説明しています。
 例えるなら、「遊園地に行きたい!」という部下隊員に対し、「今は、山に登ることが必要だ!」というのがリーダーです。そして山頂に着いた時には、絶景と充実感から隊員に感謝される結果とならなければ目的が達成されません。
 一方、「マネジメント」とは「成果を上げるための手法」「組織を管理する能力等」を表し、登山で例えるなら、「登山するにはこれが必要だ、もう少しで山頂だ、頑張るぞ〜」等の、安心と安全、団結力を保ち、山頂にたどり着くためのサポートすべてにあたります。
 「リーダーシップ」と「マネジメント」は、どちらも重要であり、車の両輪のようにどちらも均等に回さなければなりません。リーダーシップで重要なのは、ブレない強い意志、マネジメントで重要なのは、何度でも繰り返す事、そして情熱がすべてであると言われており、正に隊員の育成に必要な要素と言えるのではないでしょうか。
 隊員に対し、やるべきことを示しサポートし、そして生還し感謝される。そんなリーダーを目指し、育成しなければならないと感じております。

静岡地本、静岡ホビーショーでPR
おかえり! 3年ぶりの一般公開
 静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1空佐)は5月14日と15日、ツインメッセ静岡(静岡市)で行われた「第60回静岡ホビーショー」において広報活動を行った。
 静岡地本と海上自衛隊横須賀地方総監部広報推進室(神奈川県横須賀市)が広報ブースを設置したほか、陸上自衛隊富士学校機甲科部(駿東郡小山町)が16式機動戦闘車と大型トラック、陸上自衛隊第34普通科連隊(御殿場市)が軽装甲機動車、高機動車、小型トラックを、それぞれ会場入り口の屋外スペースで展示した。
 3年ぶりの一般公開ということもあり、会場には朝早くから多くの模型ファンがつめかけた。
 屋外スペースでは車両展示のほか、機動戦闘車の砲塔を動かす展示や海上自衛隊のぬりえコーナー、静岡地本マスコットキャラクター「しずぽん」などとのふれあい、模型メーカーの動画撮影などが行われ、写真や動画を撮る来場者で賑わった。
 屋内の広報ブースでは、砕氷艦「しらせ」が持ち帰った南極の氷に触れたり、電話線を繋いで使用する70式野外電話機を体験できるコーナーや、自衛隊の活動や自衛官の制度について学べるパネル展示などが人気を集めた。
 来場者からは「3年ぶりに自衛隊の展示を見られて嬉しい」「持っている模型の元になった車両が来ていて感動した」との声が聞かれ、久しぶりの模型の祭典を楽しんでいた。
 静岡地本は、今後も地域のイベントに参加して自衛隊の活動を知ってもらえるよう広報活動に努めていく。

統幕最先任、大規模接種会場の隊員を激励
 統幕最先任・関秀之准海尉は4月8日に「自衛隊東京大規模接種会場」で勤務する全国から選ばれた隊員を激励するため、陸自最先任上級曹長・村脇准尉、空自准曹士先任・甲斐准尉、海幕衛生企画室・村田曹長と会場を訪問した。
 会場では接種者に真摯に対応している隊員や、後方支援として状況の変化に対応しながら業務を支えている隊員に対して、統幕長からの感謝と激励の言葉を伝え士気を高めた。また、接種会場最先任上級曹長である陸自東部方面衛生隊最先任上級曹長・笛木准尉と懇談を行い現況把握に努め、最先任系統での連携強化を確認した。

美味しくなった陸自非常用糧食
開発期間8年、令和元年度にリニューアル

 「あ、美味しい」。筆者が「牛肉じゃが」を口にした時の率直な感想だ。
 令和元年度に8年ぶりに刷新された「非常用糧食」の記者試食会(4月21日・防衛省)には、陸自が企業と共に開発した自慢の味が並んだ。
 有事や災害派遣用に備蓄される「非常用糧食」は自衛隊の歴史と共に歩んできた。昭和29年に旧軍仕様の「乾パン」から始まり、同39年には主食・副食を組み合わせた缶詰タイプに、平成23年には携行性や補給性等に優れた現在の軽包装型(レトルト)になった。加工技術の向上と隊員の要望を取り入れながら「非常用糧食」は進化してきた。

栄養素量と味の改善
ウクライナにも無償提供

 今回のリニューアルの契機は平成23年の「東日本大震災」。長期にわたる災害派遣においては栄養不足が大きな課題となったほか、旧来の味付けが「醤油一辺倒」で飽きが早く隊員の食欲減退を招いていた。食は任務完遂の源。そこで陸自は企業と共に改善に着手。鉄分、カルシウム、ビタミンB1等隊員の活動に必要な栄養素量が大幅に向上。不足分は別途、栄養補助ゼリーなど増加食で補完する。ちなみに全国には約150名の栄養士・栄養管理士が隊員の食に関する健康をサポートしているそうだ。
 飽きさせないための工夫も。メニューは新作13種を含む全21種。1日3食、1週間を別献立で食べることができる。中身は和・洋・中、肉・魚とバリエーション豊か。献立表に目を落とすと、主食には新たに「ひじき飯」、「白飯(栄養強化米)」、「チキンライス」、隊員熱望!の「ナポリタン」や「パン」が、副食には同じく「さんま甘露煮」、「鶏だんご野菜あんかけ」、「ビーフシチュー」等が名を連ねる。さながら町の定食屋さんのようだ。
 種類だけではない、味も改善された。下味がしっかりとついていて、肉も柔らかく決して大味な感じがしない。食欲をかきたてられ、料理をしない著者でも「ちゃんと手間をかけているなぁ」と感心した。ただし、味はもちろん「濃いめ」である。
 非常用糧食は3年間保存で3年目に消費されるため、隊員が実際に食べるのは来年以降になる。また、ロシアの侵攻が続くウクライナにもナポリタン、ボロニアソーセージ等が11万食無償提供されており、現地の評判も上々のようだ。


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