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自衛隊ニュース   1073号 (2022年4月15日発行)
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航空自衛隊 JASDF

 北部航空方面隊では日米下士官交流を実施し、相互理解・信頼関係の醸成を構築した。芦屋基地ではソフト・ハード両方において勤務環境の改善を実施中だ。飛行点検隊は有志で殉職隊員の七回忌法要を行った。

三沢基地日米下士官交流
相互理解及び信頼関係を醸成
 3月24日、北部航空方面隊准曹士先任(池邉幸一准空尉)は、航空救難団飛行群三沢ヘリコプター空輸隊の協力を得て、第3航空団、米海軍三沢航空基地隊及び米空軍第35戦闘航空団と下士官交流を実施した。
 本交流は、日頃から親密な交流のある米海軍三沢航空基地隊先任伍長のハウエル指揮最上級上等兵曹の強い希望により実現したもので、搭乗前に英語で航空自衛隊や航空救難団の概要を説明した後、CH-47J練成訓練に同乗、機内や訓練場所から各種訓練を研修し、研修参加者はCH-47Jクルーの練度の高さを称賛していた。
 本交流を計画した池邉准尉は、「今後もあらゆる機会を通じて三沢基地に所属する日米下士官レベルでの一層の相互理解及び信頼関係を醸成していきたい」と語った。

マニアックな装備品
ハイポンプユニット

<静浜>
 今回は、「ハイポンプユニット」という装備品を紹介します。
 一般的に、航空機の脚の内部にはガスとオイルが充填されており、これが圧縮されることで着陸時の衝撃を吸収しています。原理的には車両のサスペンションと同じですが、重量がある航空機の着陸時の衝撃を受け止めるには、脚内に一定の圧力を保持させる必要があります。
 このハイポンプユニットは、その名のとおりポンプで高圧の空気を作り、T-7の脚内に圧縮空気を充填するための器材となります。また、高圧ガスを扱うことから、県への届出と許可を必要とするレアな器材でもあります。
 実物や使用風景をご覧になりたい方は、基群整備隊までご連絡下さい。

横断歩道等リフレッシュ
事故を起こさせない環境整備
<芦屋>
 航空自衛隊第3術科学校(学校長・徳重勇一空将補=芦屋)は、芦屋基地内の安全環境整備のため、横断歩道等のリフレッシュ塗装作業を行っている=写真。徳重学校長の「場を清めることが安全につながる」「隊員に事故を生起させない環境づくり」という強い信念のもと、芦屋基地の安全環境は徐々に整備されつつある。
 塗装作業に従事する隊員も目を輝かせて取り組んでおり、本作業が芦屋基地の新たな伝統として継承されていくことを願っている。

西空音が演奏指導
隊員の優しさで学生もリラックス
 3月12日、西部航空音楽隊(隊長・山本史月3空佐=春日)は、西都市立妻中学校を訪問し同校吹奏楽部に対して演奏指導を実施した。
 演奏指導は楽器ごとの部屋に分かれ、それぞれの楽器のスペシャリスト(隊員)から生徒に、丁寧で熱心な指導が行われた。演奏指導開始直後はやや緊張の見られた生徒たちだったが、指導する隊員の優しい言葉と演奏技術の高さに触れ、中盤以降は和やかな雰囲気に包まれた。
 指導を受けた生徒からは「今日受けた指導内容を胸に吹奏楽に取り組んでいきたい」、「自衛隊の方からの指導を忘れずに演奏技術を高めていきたい」とのコメントがあった。

航空事故調査官、その錬成
赤城山で事前偵察
<航安隊>
 航空安全管理隊(司令・岡本秀史空将補=立川)は1月13日、赤城山(群馬県前橋市)において、「野外行動訓練」における事前偵察を実施した。
 航空安全管理隊は、航空事故発生時に事故調査委員会に対して事故調査官や必要な器材を差し出す任務をもつ。平常時から専門的な事故調査要員を確保しているのは航空自衛隊特有の機能といえ、調査官要員は様々な航空事故に対応するための訓練を恒常的に行い、事故発生時の調査派遣
に備えている。
 「野外行動訓練」はそれら訓練のひとつで、山岳等で航空事故が発生した場合でも事故現場に到達し、調査が行える行動能力を身に着けるためのものである。例年、夏季の酷暑、冬季の寒冷積雪の環境それぞれで、山岳地の踏破や展開先での調査活動を訓練していることは、あまり知られていない。
 野外行動訓練以外にも、事故発生場所への展開、残骸の調査、事故関係者からの聴き取り、要因分析等の各種訓練を行っているほか、それらの総合訓練にあたる事故調査訓練も継続的に実施している。
 事故は時として大きな不幸をともなう。しかし事故の実態を明らかにし、原因を究明して対策を確立することにより再発防止、未然防止を図って教訓として昇華させることこそ事故調査の本分と認識し、調査官は日夜その能力の向上に取り組んでいる。

芦屋基地で女性ヘルスケア講話
男性隊員も理解を深める
 2月7日、芦屋基地(司令・徳重勇一空将補)は「女性ヘルスケア」と題し、自衛隊呉病院の医官である川内3佐が女性の心身にまつわる様々なトラブルやその解決法、また、キャリアと妊娠・出産の両立等、女性のヘルスケアについてリモート講話を行った。
 女性はもちろん、管理者に対しても行われ、医官は冒頭で「このご時世このような話題は "セクハラ" と勘違いされないかと危惧する方もいるかもしれないが、正しい知識を得て互いにビジネスライクに接することが大事」と述べた。
 講話後、「女性がこんなに辛い思いをしていたとは目からうろこが落ちた思いだった」という男性隊員の意見や「婦人科受診へのハードルが下がって気持ちが楽になった」という女性隊員の意見があり、本講話により女性活躍に資する認識を向上させることができたと考える。
 現在女性自衛官は約1・8万人(全隊員の7・9%)だが、令和12年度までに全自衛官に占める女性の割合を12%以上とする計画であり、今後ますます女性のヘルスケアについて正しく理解していかなければならない。
 女性が働く上で避けては通れない月経・妊娠・更年期等に関して部隊における理解は未だ微々たるものだと感じられ、女性が活躍していく中で雇用機会の均等という意味での男女共同参画の推進はかなり前進したものの、身体の違いについての理解は職場環境や隊員の意識が追いついていない現状もある。
 今回の講話を契機として、全ての隊員が健全で働きやすさを実感できる職場環境と、限られた人的資源を有効活用し得る態勢の構築を更に推進していく。

飛行点検隊の殉職隊員を偲ぶ〜七回忌法要しめやかに

 桜も見頃を迎えた4月2日、有志による航空自衛隊飛行点検隊殉職隊員七回忌法要が入間基地に程近い円泉寺(埼玉県飯能市)でしめやかに営まれた。法要にはご遺族はじめ、歴代・現隊司令、現役隊員および当時の関係者(OB)等約50数名が参列し、2016年4月、飛行点検任務中の墜落事故(鹿児島県鹿屋市御岳山付近)で殉職した隊員6名のおもかげを偲んだ。
 事故当時の隊司令で、本法要の施主を務めた吉廣敏幸氏(現OB)は、言葉を詰まらせながら「あの事故から早6年経ちますが、私は1日たりとも忘れたことはありません。本日参加できなかった方も含め、仲間6人と皆がいつもつながっていると思います。これからも仲間6人を決して忘れることなく想い続けてください」と挨拶をした。
 今後も決してこの事故を忘れてはならない、それぞれが故人への想いを馳せながら、飛行安全への誓いを新たにした。


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