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自衛隊ニュース   1071号 (2022年3月15日発行)
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部隊格闘指導官に認定
菊地 優貴3曹(6普連=美幌)
 今回「令和3年度第5旅団部隊格闘指導官養成集合訓練」において、認定試験に合格し、無事部隊格闘指導官に認定されたことを大変うれしく思います。
 本訓練では、実戦を想定した格闘訓練の必要性や考え方を理解でき、多くの訓練を経験することができました。そして部隊格闘指導官になる上で必要な基本・応用技術、戦術格闘技術、様々な知識と技術を学ぶとともに、指導官になる上での指導能力や資質を養うことができました。
 訓練間、技術面においては多種多様な技を一つ一つ修得していくことに苦戦するとともに、不整地訓練から組訓練等の高強度訓練では、体力面においても苦戦することがありました。しかし、同期たちと夜間の補備練成、休養日の自主練成を実施することにより徐々に不安要素を払拭し、切磋琢磨しながら多くの訓練を乗り越えていくことができました。
 「同期と共に部隊格闘指導官になる」という一つの目標に向かい、一致団結し、日々訓練に励み、汗や涙を流したことは決して忘れられない思い出です。
 最後に本訓練に送り出していただき、今まで応援してくれた部隊の皆様にはとても感謝しています。そして教官及び助教の皆様には、たくさんのご指導をいただきありがとうございました。今後は部隊格闘指導官として日々精進していき、学んできた知識や技術を多くの隊員に伝えていきたいと思います。

「勝ちにも不思議の勝ちはない」
五代 康之2佐(千歳・2空団203飛行隊長)
 「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」ーー。球界の名将、野村克也監督の座右の銘として有名になった言葉で、ご存じの方も多いのではないでしょうか。ルーツは、孫子の兵法だそうです。
 先日受けた我々の力試しの大きなテスト。私の担当部門では、惨敗を喫しました。ご紹介した言葉のとおり、この惨敗は決して不思議ではなく、負けにつながる必然的な要因があったと理解しています。規則や手順に関する理解の不足、不測事態への考慮不足等、日々の訓練でのツメの甘さがその主たる理由であり、その結果、負けるべくして負けたのです。
 一方、「勝ちに不思議の勝ちあり」という一節。何も特別なことをしなくても、道に従いやるべきことをしっかりやっていれば、「敵の失敗によって不思議と勝ってしまうことがある」というものと理解していますが、すべての状況においてそう言えるでしょうか。これには「同等程度の力がある場合」という前提が必要ではないかと思います。スタート時点から劣勢な状況に置かれた勝負においては、いつもどおり淡々と失敗なくやっても、決して勝ちは訪れないでしょう。勝つためには、勝ちを引き込む策、勝ちにつながる明確な理由が必要なのです。勝負事のみならず、何らかの難局に立ち向かうとき、その事柄が困難であればあるほど、それに打ち克ち成功を遂げるには、成功するための策と成功する理由が不可欠です。
 斯く故に、「シンカ」という大きな難局に立ち向かう我々には、これまでどおりの努力をしていても勝ちが不思議と降ってくることはないでしょう。明確な理由をもって勝てる勝負をしようではありませんか。

小隊検閲で任務完遂
小山 瑠夏3曹(6施大=神町)
 私は令和3年11月6日〜16日の間、白河布引山演習場で実施された交通小隊検閲において、グレーダ操縦陸曹として参加しました。私に付与された任務は、演習場内の道路の維持・補修というものでした。
 本検閲は初めてグレーダ操縦陸曹として参加するため、事前にレバー操作の練成やグレーダの整備を万全にして臨みました。自身の練度で任務を遂行できるか不安でしたが、先輩方のご指導を得て作業工程を遅らせることなく、修正作業も適切に行い、道路補修作業の任務を完遂することができました。
 本検閲では操縦要領だけでなく作業要領及び道路の整備所要を考慮した作業の時間配分など、多くのことを学ぶことができました。この教訓事項をじ後に生かし、どのような現場でも任せてもらえるようなグレーダ操縦陸曹になれるよう、日々精進していきます。
 師団で唯一の女性施設器材操縦陸曹として女性の後輩隊員に良いきっかけを与えられたと思います。引き続き女性施設器材操縦陸曹として第一線で活躍し、後輩隊員の模範となれるよう頑張っていきます。

レンジャー助教初めて
井上 勇斗3曹(33普連=久居)
 2年前の4月に実施された部隊集合教育「レンジャー」に学生として参加し今教育では助教として参加しました。助教としてレンジャー教育に参加したのは初めてのため、知識・技術が未熟であり学生に対して指導ができるのか不安でした。練成訓練では学生の時に教わったことを一から思い出し課業内や課業外を使用し練成しました。教育が始まり、正直自分が助教として参加していることに実感が湧きませんでしたが時間が経過すると共に徐々に助教としての実感が湧くようになりました。
 助教として一番難しいと感じたのは、学生に対しての指導の仕方です。ただ熱く指導するだけや教えるだけでは学生の技術も進歩せず、学生にとって無駄な指導になってしまいます。そこで他の教官や助教の指導の仕方や雰囲気の作り方などを見ることがとても参考になり、自分自身の指導力を向上することができ、一回り大きく成長することができました。
 助教として教育に携わり、人に教えるという責任の重みを感じることができました。学生の頃は陸士だったこともあり、課目などに対しても緊張感があまりありませんでしたが、助教としては責任から来る緊張感をとても感じました。今回だけでなく2回、3回とレンジャー教育に参加し、レンジャー隊員としての技術を磨き、助教としての練度を上げていきます。

レンジャー学生長務める
中道 翼3曹(33普連=久居)
 レンジャー教育を終えて今は安堵感でいっぱいです。教育の途中で学生長を命じられ、責務を全うできるのかとても不安でしたが、33連隊の部隊レンジャー46人目の学生長を実施できるこの貴重な機会を前向きに捉え、逆境を乗り越えた先にある強さの修得を目標に思い切ってやろうと思いました。
 教育参加中、教官・助教の方々からの熱い指導があり、自分の学生長としての言動等に自信が無くなる時も多々ありましたが、そういう時は同期が励ましてくれ、助けてくれました。
 今教育で修得した事項はレンジャー隊員として必要な知識・技術もさることながら、全ての人、物に感謝をするという心の変化が一番大きいです。時間的・体力的制約のある中、自分一人では絶対にできないことや、物、食事、水の大切さを身を持って感じました。普段の生活は当たり前のものではないことを自覚することにより、今まで以上に全てのことに対して感謝の気持ちを持たないといけないと思いました。また、追い込まれた時の自分の甘さや、一部修得が不十分であった課目等もあり、自分の弱点を新たに発見することができました。今後はこの経験を生かし、できないことは何度も練成し、理想のレンジャー隊員を追求したいと思います。
 私はこの46期のみんなとレンジャー教育を受け、学生長として卒業できたことを本当に幸せに感じます。今教育を支えて下さった全ての方々に感謝の意を表します。本当にありがとうございました。

うちの子は自衛官

親にこそフォロー感じた懇談会
札幌中央区支部家族会会員 小島 亜子
 昨年12月5日、札幌真駒内駐屯地において、自衛隊入隊予定者と保護者に向けた説明会・懇談会が開催されました。
 札幌地方協力本部からの要請により、札幌全区自衛隊家族会からも合計12人のお母さんが有志として参加。最も不安が高まっているであろう保護者と同じ目線で経験談を話す機会がありました。
 懇談会会場では家族会からお母さん2人が一つのグループに参加し、自己紹介を兼ねて自らの当時の心情と現在の心境を比較したお話を披露しました。今まさに不安の中にいる参加親子に寄り添う形をとったことは非常に意義深かったと思います。家族会の母の話を聞きながら、大きく頷いたりじっと聞き入ったりする姿は印象的でした。
 思えば私の息子が入隊を決める際、「あなたの決めた進路を母は心から応援する」と言ったその心の中で、決して集団行動が得意ではなく人付き合いも少なかった息子のことを、非常に心配した記憶があります。そんな私がぶれることなく息子、そして自衛隊を応援し続けることができたのは、ひとえに息子が見せた意外なほどのガッツと、親として腹を決めた自分の芯だったと思います。
 息子の希望や不安に親身に対応してくださった担当広報官にも、そのしっかりとしたサポートには今でも本当に感謝しています。当時、私は家族会の催しに参加する術を知らなかったのですが、もしあのとき家族会という「同じ目線の母親たち」と交流することができたら、少なからず払拭された不安もあったのではないかと感じているのです。
 だからこそ私は、家族会の活動には大きな意義があると考えており、その内容は決して形骸的であってはならず、常に広報官とともに入隊前の若者とその保護者を温かくフォローする役目があると考えますし、そうすることで家族会の存在自体が非常に意義深いものになると思うのです。
 子供たちは一旦入隊すれば必死に訓練という現状に向き合っていかなければなりません。
 しかし、親は子供の様子を知る機会に乏しく、不安が募るものです。だからこそ家族会は札幌地方協力本部と協力し合い、活発に活動し、入隊の前後を問わず親のフォローを行う必要性があると強く感じました。微力ながら、今後も札幌の家族会活動の一助になることができればと思っています。

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