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自衛隊ニュース   1065号 (2021年12月15日発行)
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令和3年度 自衛隊記念日観閲式
岸田首相、式後に朝霞の隊員と車座懇談
 11月27日、晴れやかな青空の下、令和3年度観閲式(観閲官・岸田文雄内閣総理大臣、主催者・岸信夫防衛大臣、実施責任者・吉田圭秀陸上幕僚長、執行者・前田忠男陸上総隊司令官、実行本部長・小野塚貴之東部方面総監)が、陸上自衛隊朝霞駐屯地で開催された。
 今年度は、昨今の防衛省・自衛隊を取り巻く環境の変化を踏まえ、準備等で部隊の任務遂行に影響が無いように規模を大幅に縮小、無観客で行われた。参加部隊は、前回の平成30年度の29コ部隊約4000名から、朝霞駐屯地に所在する13コ部隊約800名となり、盛大に実施されていた観閲行進も中止した。首相・大臣等もこれまでのモーニングコートではなく、平服での参加だった。
 岸田首相は訓示で、我が国を取り巻く安全保障環境が「これまで以上に厳しい現実に直面している」という認識のもと、「私は、国家安全保障戦略、防衛大綱、中期防衛力整備計画の改定を指示致しました。この中で、いわゆる敵基地攻撃能力の保有も含めて、あらゆる選択肢を排除せず検討し必要な防衛力を強化してまいります」と述べた。また11月末を持って約6カ月間の任務を完遂した新型コロナウイルスワクチンの「自衛隊大規模接種センター」について、「自衛隊の隊員一人一人の能力、志の高さ、そして組織としての団結力を力強く示してくれたと思います」と賛辞を送った。最後に「国民の命と平和な暮らしを守り抜くという崇高で気高い任務を担う誇りを胸に、皆さんがより一層、鍛錬に励むことを切に望みます」と要望した。
 今回は、式後に岸田首相と隊員との車座による懇談や、部隊視察が行われた。
 懇談は、アフガニスタンでの在外邦人等輸送、自衛隊大規模接種センターでの活動および災害派遣活動に携わった隊員が参加し、岸田首相は現場の声に熱心に耳を傾けていた。部隊視察では、装備品の展示や10式戦車と16式機動戦闘車の試乗を行った。

御遺志を受け継ぐ
令和3年度自衛隊殉職隊員追悼式
新たに18柱を顕彰
 11月20日、防衛省A棟講堂において「令和3年度自衛隊殉職隊員追悼式」がしめやかに執り行われた。
 昨年度に引続き、新型コロナウイルス感染症対策のため、歴代防衛大臣等の来賓を取りやめ規模を縮小して実施した。参列者は内閣総理大臣、新遺族、殉職後10年目及び20年目等の遺族、防衛大臣、副大臣、政務官などの現職で、約100名だった。
 自衛隊殉職隊員追悼式は、任務遂行中に不幸にして職に殉じた隊員を追悼するため、防衛大臣の主催により昭和32年から実施している。今年度は新たに、陸自12柱、海自3柱、空自2柱、防衛医大1柱、計18柱が顕彰された。これにより警察予備隊以降、令和3年度までの顕彰者数は、陸自1086柱、海自470柱、空自432柱、機関31柱、計2019柱となった。
 岸田文雄内閣総理大臣は「その尊い犠牲を無にすることなく、御遺志を受け継いでまいります。国民の命と平和な暮らしを、断固として守り抜き、世界の平和と安定に貢献するため、全力を尽くすことを堅く誓います」と追悼の辞を述べた。

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