防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   1064号 (2021年12月1日発行)
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防衛省・自衛隊 地方協力本部

北部航空音楽隊鷹栖町
演奏会初開催に協力

<旭川>
 旭川地方協力本部(本部長・二瓶惠司1陸佐)は、10月28日、たかすメロディーホールにて鷹栖町が主催する北部航空音楽隊(隊長・佐藤1空尉)(青森県三沢基地)の演奏会に協力した。
 同音楽隊は昭和51年に新編され年間約100回の演奏活動を「心に響く音楽」をモットーに日々活動しており、鷹栖町で演奏するのは初めてであり町民の興味を引くものとなった。さらに今回は、自衛隊旭川地方協力本部広報大使のシンガーソングライター浅井未歩(旭川市出身/旭川市観光大使)さんもゲスト出演した。
 演奏会に先立ち、佐藤隊長と浅井広報大使は鷹栖町役場において町長を表敬し、谷寿男町長からは「歓迎します。コロナ下での緊急事態宣言が解除されたものの、これまで町民が顔を合わせる機会が減り寂しい思いだった。良い機会に感謝している」と話すと、佐藤隊長は「我々も久しぶりのホール演奏会で隊員たちも楽しみしていました。喜んで頂ける演奏会にしたい」と答え、浅井広報大使も「鷹栖町では約8年ぶりのステージで皆さんの前で歌える事が大変嬉しい」と意気込みを話した。
 午後7時からの開演には、観客がホールに詰めかけ、旭川地本もホールにて募集ブースを開設した。
 観客はコロナ下を考慮し、入場者数を収容能力の50%に制限し演奏プログラムも約1時間の設定だったが、オープニングに爽快なブルーインパルスの曲「ドルフィン・イン・ザ・スカイ」で早くも会場は音楽隊の演奏に引き込まれた。
 2曲目には童謡「里の秋」でほのぼのとした演奏で会場も和むと、3曲目にミュージカル音楽「ウエストサイドストーリー・セレクション」の演奏で会場が一気に盛り上がると、続いて、浅井広報大使が登場し、オリジナル曲「涙のさきに」、「愛していますあさひかわ」を熱唱し透き通った高音に大きな拍手が鳴り響いた。
 また、佐藤隊長の「航空自衛隊なのに船で来ました!」に大きな笑いが沸き起こる等ユニークな掛け合いに会場は和やかな雰囲気に包まれた。
 後半は、北海道出身者にちなんで「ドリームズ・カム・トゥルーメドレー」、「愛なんだ」を演奏し会場は手拍子が鳴り響いた。アンコールでは、浅井広報大使が再び登場してカバー曲「炎」を熱唱し、鳴りやまない拍手でフィナーレを迎えた。
 来場者で吹奏楽部に所属する中学生は「凄い演奏だった!まだ感動してドキドキしている。浅井さんの歌も素敵だった」と感想を話した。
 演奏終了後、谷町長、佐藤隊長と浅井広報大使が声を掛けながら来場者を見送った。全ての作業が終了した後、隊員たちは、全てに感謝を込めて控室の清掃と消毒作業をし帰途に着いた。

大盛況! 隊長の地元でブルーインパルスパネルを展示
<山形>
 山形地方協力本部鶴岡出張所(所長・齋藤史生1陸尉)は、11月5日から7日の間、山形県東田川郡三川町で行われた「みかわ秋まつり」において広報展を行った。
 この催しは例年10月中旬から11月中旬まで開催されるもので、町民音楽会、キッズイベント、「やまがた景観物語」と称した写真コンテスト入賞作品巡回展示、町民体育館特別展示と約1カ月間にわたり、各種イベントが盛り沢山のまつりである。
 鶴岡所は今回初めての参加で、町民体育館特別展示で三川町出身の空自第11飛行隊の隊長・遠渡2空佐の活躍を記念してブルーインパルスパネル展示を行った。庄内空港開港30周年記念のブルーインパルスの飛行展示の余韻もあり、大盛況の広報展となった。
 ブルーインパルスパネル展示を心待ちにしていた来場者からは「ブルーインパルスのフライトを見て感激しました」、「勇気を頂きました」、「一生の思い出になりました」などの声が聞かれた。
 鶴岡所では、「今回のパネル展を通じて、自衛隊を身近に感じてもらえる効果的な広報活動を行うことができた。今後も感染症対策を万全にしてイベントに積極的に参加し、自衛隊の魅力を発信していきたい」としている。

マイちゃん登場に大歓声!
車両展示も大人気

<新潟>
 新潟地方協力本部(本部長・大倉正義1陸佐)広報室(室長・鈴木勝太1陸尉)は11月6、7日の両日、イオンモール六日町店において車両展示、自衛隊ブース(制服試着・自衛隊説明コーナー)を運営し広報活動を行った。
 イオンモール六日町店は開店25周年ということもあり、自衛隊の他に警察、消防も参加し、動物との触れ合いコーナーなど多くのイベントが両日盛大に行われたため、会場には多くの来場者が訪れ大きな賑わいを見せていた。自衛隊ブースにおいては制服を試着し、展示車両と一緒に記念撮影をしたり、広報官による自衛隊の各種制度の説明を聞く来場者の姿が見られた。
 また会場に新潟地本マスコットキャラクターの「マイちゃん」が登場すると「一緒に写真撮って!」「こっちにも来て!」と大きな歓声が起き、「マイちゃん」も一緒に記念撮影や手を振り歓声に応えていた。
 来場者からは「将来自衛隊も進路の選択として考えてみたい」「制服がかっこよくて記念撮影ができて良かった」との声が挙がり、高い広報効果があった。
 新潟地本は「今後も商業施設等で効果的に広報を行い、マスコットキャラクターを活用し幅広い年代の方に自衛隊への理解を深め親しみをもってもらう」としている。

「募集広報の日」対象者15名が松山駐屯地を見学
<愛媛>
 愛媛地方協力本部(本部長・川内康孝1陸佐)は、10月2日、陸上自衛隊松山駐屯地において「募集広報の日」を実施した。本広報活動は、愛媛県内の募集対象者等に対し、志願者及び入隊者獲得の資とする目的で実施した。愛媛県内から15名が参加し、その内9名は自衛隊の施設訪問は初めてで、大変喜んでいた様子であった。
 当日は、快晴の中、駐屯地所在部隊による職種紹介、愛媛県出身隊員との懇談、第110教育大隊見学、広報展示室見学、高機動車による体験試乗及び体験喫食を実施した。特に、教育大隊見学では、約3カ月に及ぶ教育内容や日課時限、生活環境の説明を受け、参加者は真剣な面持ちで傾聴していた。
 体験試乗では、場所を駐屯地近傍の演習場へ移し、日頃経験することのない不整地走行を体験してもらい、参加者はとても有意義に感じている様子であった。また、体験喫食として昼食時、駐屯地食堂において駐屯地自慢のカレーライスを食べてもらったが、黙食の中においてでも参加者の満足げな表情を垣間見ることができた。
 今回、駐屯地各部隊の真摯な対応により、参加者全員が満足して駐屯地を後にし、本募集広報の目的を達成することができた。松山駐屯地は、愛媛県内唯一の駐屯地であり、自衛隊愛媛地方協力本部は松山駐屯地及び所在各部隊と更なる連携を図り、募集広報活動を強化していく。

「はたらく車大集合! inおもちゃ王国」で1/2tトラック展示
<岡山>
 岡山地方協力本部岡山募集案内所(所長・石井隆晶3陸佐)は、10月9日、10日に玉野市のおもちゃ王国で開かれたイベント「第25回はたらくくるま大集合!」に参加し、自衛隊ブースで1/2tトラックの展示、広報活動を行い、自衛隊をPRした。
 当日は小さな子供を連れた親子が多数来場しており、大人から小さなお子さんまで幅広い年代が自衛隊ブースを訪れた。子供達は、普段見る機会のない1/2tトラックに興味津々。試乗を促すと笑顔で乗り込みポーズを取りながら写真撮影する姿などが見られた。また、広報官と一緒にペーパークラフトの飛行機や戦車を真剣な顔で一生懸命作る姿も見られた。
 岡山募集案内所は「今後も様々なイベントに参加し、自衛隊の魅力を発信していくと共に、多くの方々に自衛隊に対する関心を高めてもらい募集に繋がる広報をしていきたい」としている。

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