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自衛隊ニュース   1056号 (2021年8月1日発行)
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第7回JACEイベントアワード特別賞
 航空自衛隊は、一般社団法人日本産業振興協会(JACE)が主催する第7回JACEイベントアワードにおいて、特別賞を受賞しました。
 これは、昨年5月に実施された「新型コロナウイルス感染症への対応中の医療従事者等に対する敬意、感謝を示すためのブルーインパルスによる飛行」が、コロナ渦に立ち向かうイベントとして評価されたものです。
 選考委員は「外出自粛などで全国的に沈みがちな空気に覆われた中で、大空を駆け抜ける、清々しい涼風のような爽やかさを感じることが出来るサプライズのイベントであった。」と感想を述べています。
 JACEイベントアワードは、国内外で行われるイベントを対象に、そのイベントが開催されることによって波及する経済効果、地域への集客及び交流人口の増加、海外に対して我が国の魅力を発信する効果、また、今後開催されるイベントに影響する技術や創造性を顕彰する目的で実施されています。第7回となる今回は、自薦、他薦を合わせた全136作品の応募がありました。
 この受賞に伴い、航空自衛隊は公式Twitterにおいて、「航空自衛隊は、更なる高みを目指し、引き続き任務に邁進してまいります。」とコメントしました。
 受賞作品は、第7回JACEイベントアワードHP内でご覧になれます。

『習志野コラボメシ第4弾
矢野2等空曹渾身の空上げ』!!
 陸上自衛隊と航空自衛隊の部隊が駐屯する陸上自衛隊習志野駐屯地・航空自衛隊習志野分屯基地隊員食堂では、令和3年度の新たな試みとして『陸自空自コラボメシ』を毎月提供している。
 7月の第4弾は、『習志野ピーナッツ丼空挺バージョン』と『空自空上げ1高隊バージョン』だ。
 今回は、航空自衛隊第1高射隊が考えた独自の空上げであり、習志野駐屯地業務隊糧食班で勤務支援している1高隊所属の矢野雅浩2等空曹が、試行錯誤しながら塩ベースの1高隊空上げを考案した。
 7月7日の昼食で提供された空上げに、隊員からは「衣はカリカリサクサク、中はジューシーでお店の唐揚げみたい。」「お店に出してもおかしくない。」等、習志野駐屯地唐揚げ史上最高の評価を頂いた。
 また、コラボの『習志野ピーナッツ丼空挺バージョン』は、4月に提供した『習志野ピーナッツラーメン空挺バージョン』の具材をベースに、ご飯に合うように、赤味噌、ニンニク、生姜、豆板醤や中華スープで味付けした。
 隊員からは、「ご飯が進む。」「肉料理等のご飯のお供はいつも出して欲しい。」等の高い評価があったものの、一部で「ラーメンの具をご飯にのせただけ。」との厳しい意見もあり、反抗期の息子を持つ母心を感じた。
 引き続き、習志野駐屯地業務隊糧食班は、反抗期の息子をも包み込む心のこもった料理を提供し、皆が穏やかな心で勤務できるような環境作りに貢献していきます。

防衛白書
ー日本の防衛ー
 今回の防衛白書は今までと違った墨絵の表紙が目を引く。躍動的かつ重厚感ある騎馬武者により防衛省・自衛隊の「力強さ」、我が国の「強固な防衛思想」を表現している。今回、資料編を充実。オンライン化させ、QRコードを読み込むことにより資料編へリンクできる方法をとっている。また、特集をダイジェスト版にし、本冊から取り外せるブックインブック化し、利便性の追求も図った。スマホなどで即時再生可能な関連動画も倍増させている。
 防衛省・自衛隊の活動や国際情勢もわかり易く多面的に紹介。
 8月末に発刊。英語中国語のダイジェスト版のHP公開は9月予定としている。

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